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【SONY】eマウントのパンケーキレンズ人気3選!選び方も解説

コンパクトなのに高画質、ポケットに収まる薄型パンケーキレンズは、日常スナップから旅行まで機動力を飛躍的に高める便利アイテムです。本記事ではSONY eマウント対応モデルの中から人気の3本を厳選し、APS-Cとフルサイズの違い、焦点距離の選び方、AF/MF活用術まで初心者にもわかりやすく解説します。

これを読めば、自分に最適な一本がきっと見つかるはず。まずはパンケーキと単焦点の違いから見ていきましょう。

パンケーキレンズとは?

ポケットに入るほど薄く、軽量で持ち運びやすい単焦点レンズ、それがパンケーキレンズです。レンズ全長が短いぶんバッグの中でかさばらず、スナップ撮影や旅先での記録用に人気を集めています。フィルター径も小さくコストを抑えやすいのが特徴ですが、開放F値や描写力はモデルごとに大きく異なります。

ここではパンケーキレンズの基本を整理し、次の3つの視点から魅力と注意点をわかりやすく解説します。

  • パンケーキと単焦点の違い
  • パンケーキのメリット
  • パンケーキのデメリット

パンケーキと単焦点の違い

パンケーキレンズは「薄型」を最大の特徴とする単焦点レンズの一種です。一般的な単焦点は描写力や明るさを優先するため鏡胴が長くなりがちですが、パンケーキは光学系をコンパクトにまとめることで全長を20〜40 mm程度に抑えています。

その結果、カメラ装着時の出っ張りが少なく、ボディキャップ代わりに付けっぱなしでも邪魔になりません。一方で、設計上は周辺画質の確保や大口径化が難しく、F2.8前後のやや暗い開放値が主流という点が大きな違いです。

パンケーキのメリット

最大の利点は携帯性です。薄型軽量なのでストラップで首から下げても負担感が少なく、バッグにしまう際もスペースがほとんど要りません。日常スナップや街歩き、登山など荷物を減らしたいシーンで活躍します。

また、小さなフィルター径のおかげでNDフィルターや保護フィルターを安価にそろえられるため、ランニングコストも低め。レンズを付けたままカメラを上着のポケットに入れられる機動力は、機材を重くしたくない初心者や旅好きユーザーに大きなメリットとなります

パンケーキのデメリット

薄さと軽さを優先した設計のため、開放F値が暗めでボケ量が少なく、背景を大きくぼかすポートレートには不向きな場合があります。光学系が限られることで歪曲収差や周辺減光が出やすく、撮って出しでは像の四隅が暗く感じられることも。

さらに、内部スペースが狭いぶん高速AF用モーターや手ブレ補正機構を搭載しづらく、動体撮影や暗所撮影では望遠・大口径レンズに比べて歩留まりが下がりがちです。こうした制約を理解したうえで「軽さを取るか、描写を取るか」を見極めることが重要です。

また、下記ではソニーの初心者向け一眼レフカメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

SONY(ソニー)eマウントのパンケーキレンズの魅力

SONYのeマウントはミラーレス専用として設計され、短いフランジバックがパンケーキレンズとの相性を高めています。超薄型でもセンサー全面をカバーする描写力を確保し、高速AFやボディ内手ブレ補正との連携で機動力は抜群。レンズ交換時もかさばらず、街撮りや旅行での持ち歩きが快適です。

ここでは、APS-C用、フルサイズ用、AF技術、パンケーキズームの4視点から、その魅力を詳しく見ていきましょう。

  • APS-C対応モデルの魅力
  • フルサイズ対応の特長
  • AF対応レンズの進化
  • パンケーキズームの可能性

APS-C対応モデルの魅力


APS-Cボディを使うなら、専用設計のパンケーキが最も手軽に高画質を味わえる選択肢です。APS-Cセンサー搭載機向けのeマウントパンケーキは、35mm判換算で標準域をカバーする35 mmや24 mm相当が中心。ボディ重量約400 g前後のα6000シリーズと組み合わせれば、総重量700 g以下の軽快スナップセットが完成します。

光学設計をAPS-Cサイズに最適化しているため周辺解像も良好で、キットズームより一段シャープ。開放F値はF2.8前後と明るさを確保しつつ価格も抑えめなので、初めての単焦点にも最適です。

フルサイズ対応の特長

フルサイズで薄型を求める人には、eマウントならではのコンパクト設計が光ります。フルサイズ対応パンケーキはセンサーサイズに合わせて光学系が大型化しがちですが、SONYはショートフランジバックを活かし全長30〜40 mm台を実現。α7C IIなど小型ボディと組めば、フルサイズ画質を維持しながら重さ約800 gの携帯セットが可能です。

広いダイナミックレンジと浅い被写界深度を活かして、旅行スナップからポートレートまでオールラウンドに対応。APS-C用より価格は上がりますが、将来ボディを買い替えても資産として長く使える点が大きな魅力です。

AF対応レンズの進化

薄型でもピント合わせのストレスがないのは最新AF技術のおかげです。近年のパンケーキは高速・高精度AFを実現するリニアモーターやステッピングモーターを搭載。とりわけ純正レンズはボディのリアルタイム瞳AFや被写体認識AFと連動し、動く人物やペット追尾でも迷わず合焦します。

静止画だけでなく動画撮影でも滑らかなフォーカス移行を実現し、外部マイクなしでも駆動音が気になりにくいのもポイント。MF時はリニアレスポンス設計でピント操作が直感的に行え、表現の幅が広がります。

パンケーキズームの可能性

1本で画角を変えられるパンケーキズームは、身軽派にとって救世主的存在。パワーズーム機構を内蔵したパンケーキズームは、広角域から標準域まで1本でこなせるのが最大の武器。収納状態ではわずか30 mm程度とコンパクトながら、起動と同時に自動伸長し実用的な焦点域を確保します。旅先でレンズ交換が難しい場面やVlog撮影で画角変化を多用したいシーンに最適。

最新モデルでは手ブレ補正とAF駆動を両立しつつ、動画撮影時のズーム速度をカスタマイズできるため、シネマティックな表現も手軽に楽しめます。

SONY(ソニー)eマウントのパンケーキレンズの選び方

パンケーキレンズはどれも薄型軽量ですが、画角や操作性はモデルごとに大きく異なります。ここでは、焦点距離、用途、携帯性、AF/MFの4視点から、失敗しない選び方を詳しくご紹介します。ご自身の撮影シーンを思い浮かべつつ読み進めてください。

  • 焦点距離の選び方
  • 用途別おすすめ基準
  • 軽量性と携帯性の比較
  • AFとMFの使い分け

焦点距離の選び方

まずは焦点距離を決めましょう。APS-C機で使う場合、24 mmや35 mm相当は自然な標準画角で、風景やスナップに万能です。室内撮影や自撮りが多いなら、広角寄りの16–20 mm相当が便利ですし、背景を大きくぼかしたポートレートを狙うなら40–50 mm相当が最適です。

被写体との距離や構図の取りやすさをイメージしながら、一番使うシーンでストレスのない画角を基準にすると後悔しません。

用途別おすすめ基準

撮影目的によって最適なレンズは変わります。旅スナップ中心なら広角〜準広角で歪みの少ない24 mm系が使いやすく、街歩きやVlogでは手ブレ補正付きパンケーキズームが重宝します。

テーブルフォトや商品撮影なら35 mm相当で被写体を自然に切り取れますし、ペットや子どもをふんわり撮りたい場合は50 mm相当がボケ味を活かせます。まず「何を撮るか」をはっきりさせると、候補がぐっと絞り込みやすくなります。

軽量性と携帯性の比較

パンケーキは100〜200 g台が主流で、標準ズームより約200 g軽量です。α7C IIとの組み合わせでも総重量800 g前後に抑えられ、首や肩への負担が激減します。ただし超軽量モデルは樹脂外装が多く、高級感や耐候性がやや劣る傾向にあります。

金属鏡筒のモデルは重さこそ増えますが剛性が高く、ラフな持ち運びでも安心です。撮影頻度や移動スタイルに合わせて、軽さと質感のバランスを取ると満足度が上がります。

AFとMFの使い分け

最近のEマウントパンケーキは小型リニアモーターを搭載し、高速・高精度AFが可能です。動く被写体を撮ることが多い方は、瞳AFや被写体認識AFとの連動性を重視すると失敗が減ります。一方、風景や星景のようにピント面を追い込みたい場面ではMFが活躍します。

フォーカスリングのトルク感やリニアレスポンス設計の有無を確認し、AF/MF切替スイッチ付きモデルを選ぶと瞬時に操作できて便利です。シーンごとに最適なモードを選び、表現の幅を広げましょう。

また、下記ではソニーαシリーズについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

eマウントのパンケーキレンズ人気おすすめ3選

ここでは、eマウントのパンケーキレンズ人気おすすめ3選を紹介します。

7artisans 35mm F5.6 パンケーキレンズ



手のひらサイズ、全長約20 mm・重量約128 gの超薄型メタルボディが魅力です。固定F5.6ながら10枚羽根絞りで周辺減光とやわらかなフレアを演出し、レトロな味わいを楽しめます。距離指標とレバー式MFでゾーンフォーカスがしやすく、スナップや街歩きで瞬時にシャッターを切れるのが強み。最短撮影距離0.3 mと汎用性も高く、多層コーティングにより逆光耐性も向上。フルサイズ対応ながら価格は手頃で、αボディ用“常備レンズ”としておすすめです。

SONY 単焦点レンズ E 16mm F2.8 ソニー Eマウント用



厚さ22.5 mm・約67 gの軽量設計でAPS-C装着時は35 ㎜判換算24 mmの広角をカバー。開放F2.8と7枚羽根円形絞りが自然なボケを生み、風景からVlogまで幅広いシーンに対応します。インナーフォーカス採用でAFは静音かつ高速、動画撮影時の駆動音も最小限。別売コンバーター装着で12 mm(18 mm相当)の超広角やフィッシュアイへ拡張でき、表現力がさらにアップします。フィルター径49 mmでアクセサリーが安価にそろい、旅や日常スナップのお供に最適です。

SONY 単焦点レンズ E 20mm F2.8 ソニー Eマウント用



30 mm相当の自然な画角と薄さ20.4 mm・約69 gの軽量設計で、持ち歩きが苦にならないAPS-C用パンケーキです。開放F2.8は暗所や背景ぼかしに強く、非球面レンズ採用で周辺までクリアな描写を実現。静粛なステッピングモーターが写真・動画ともに滑らかなAF追従を提供し、最短撮影距離0.2 mで料理や小物撮影にも活躍します。フィルター径は共通の49 mmで手持ちアクセサリーを流用しやすく、α6000シリーズとのセットアップなら総重量800 g以下の機動力が手に入ります。

まとめ

薄くて軽いパンケーキレンズは、機動力と描写力を両立したスナップの強い味方です。APS-C/フルサイズの違いや焦点距離、AF性能など選び方のポイントを押さえれば、付けっ放しで日常も旅も撮影スタイルが一変します。

今回紹介した3本はいずれも携帯性と画質のバランスに優れ、初心者から上級者まで満足できるラインアップ。まずは気になる1本を手に取り、Sony αの軽快な世界を体感してみてください。

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