玄関に設置する家庭用防犯カメラ人気おすすめ5選！選び方も解説！

玄関は空き巣が最初に狙う場所と言われます。家庭用防犯カメラを設置すれば、映像で不審者を記録し、スマホでリアルタイムに確認できるので安心感が段違いです。

本記事では、工事不要で手軽に導入できる玄関向けおすすめモデル5選と、失敗しない選び方・設置時の注意点をわかりやすく解説します。宅配便の受け取りや子どもの帰宅状況を見守る用途にも便利で、犯罪抑止効果も期待できます。これから家庭用の防犯カメラを検討する方は必見です。

玄関に設置する家庭用防犯カメラの特徴

玄関は住まいの出入口であり、荷物の受け取りや来客対応など生活動線の中心です。ここに防犯カメラを設置すると、不審者の抑止だけでなく家族の帰宅確認や宅配トラブル防止など幅広いメリットが得られます。

以下では、設置場所に適したタイプ、導入の手軽さ、日常的な使いやすさという三つの視点から特徴を整理し、それぞれのポイントを詳しく解説します。まずは玄関カメラならではの基本性能を押さえ、日々の安心を高めるヒントを確認しましょう。

屋外・屋内の違い

屋外用カメラは雨風や直射日光にさらされるため、IP65以上の防水防塵性能や氷点下でも動作する耐候設計が必須です。レンズ前面には夜間撮影用の赤外線LEDが組み込まれ、逆光補正やHDR機能により明暗差の大きい玄関でも人物を鮮明に捉えられます。

一方、屋内用はコンパクトさと設置自由度が強みで、室内コンセントから給電しつつ玄関ドア方向へ向ければ開閉時のみ録画する省電力モードも選択可能です。屋外・屋内を組み合わせて死角を補い、録画映像をクラウドで一元管理できるモデルも増えているため、住環境や配線状況に合わせた選択が重要となります。

工事不要の利点

DIY設置できるワイヤレスカメラは、ドリルで壁に穴を開けたり専門業者に依頼したりする必要がありません。付属の両面テープ付きマウントやマグネットベースを使えば、賃貸住宅でも壁を傷つけずに取り付けられます。

給電方式も充電式バッテリーやソーラーパネル対応モデルが主流で、配線作業なしでも約3〜6か月は連続運用が可能です。初期費用は1〜2万円台と有線システムより抑えやすく、引っ越し時には丸ごと持ち運べるためライフステージが変わっても再利用できる点が大きな魅力。

アクセスポイントへの接続設定もアプリのQRコード読み取りで完了し、初心者でも10分程度で設置から稼働確認まで行えます。

スマホ連携機能

最新モデルの多くは専用アプリと連動し、カメラが人物や荷物を検知するとプッシュ通知で即座にスマホへ報告します。外出先からリアルタイム映像を確認したり、内蔵マイクとスピーカーで訪問者と双方向通話したりできるため、宅配業者への置き配依頼や不審者への警告が可能です。

録画データはWi-Fi経由でクラウドへ自動保存され、本体を破壊・盗難されても証拠映像が残る安心設計。さらに家族用アカウントを追加すれば複数人で映像を共有でき、高齢の親の安否確認や子どもの帰宅時刻の把握にも役立ちます。

AI分析を採用する機種では人物と動物・車両を区別して通知頻度を減らし、バッテリーや通信量の節約を実現している点も見逃せません。

また、下記では屋外防犯カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

玄関に設置する家庭用防犯カメラの選び方

玄関用カメラを選ぶときは、どこまで映すか、屋外環境に耐えられるか、価格に見合う安心が得られるかの三点を押さえましょう。以下では撮影範囲と画質、屋外設置に適した仕様、そして費用対効果に分けて具体的なチェック項目を解説します。

撮影範囲と画質

来訪者の顔をはっきり残すにはフルHD以上の解像度が基本。4K対応モデルならズーム再生でも細部を読み取れるので、表札や不審物の判別が容易です。画角は100〜130°が目安で、広すぎるとゆがみが増え、狭すぎると死角が発生します。

歪み補正やHDR機能があると、逆光が強い玄関先でも白飛び・黒つぶれを抑えられます。暗所撮影ではF値2.0以下の明るいレンズ＋赤外線LEDがあると夜間でも人物を鮮明に記録できます。動体検知エリアを指定できるモデルなら、通行人や車のライトで無駄録画が増えるのを防げ、クラウド容量やバッテリー消費の節約にもつながります。

屋外設置おすすめ

玄関ドアの外に置くならIP65以上の防水防塵性能が必須。梅雨の吹き込みや冬季の凍結にも耐えるマイナス10℃動作保証があると安心です。ソーラーパネル対応や着脱式バッテリーなら配線工事なしで運用でき、停電時も録画を継続できます。

本体サイズは手のひら程度だと目立ちにくく、抑止効果と設置自由度のバランスが良好。マグネットマウントや壁面プレート同梱モデルは角度調整が簡単で、工具を最小限に抑えられます。さらに、専用アプリで画角を確認しながら設置できる機種なら初期設定の失敗を防げます。

費用対効果

本体価格は1万〜4万円が相場ですが、ストレージやクラウド料金まで含めた総コストを比較しましょう。microSDにローカル保存するタイプは追加費用ゼロですが、盗難リスクを考えるとクラウド併用モデルが安全です。

月額数百円のサブスクでAI人物検知や動画10日保存が付くサービスなら、レコーダーを別途買うより割安。ソーラーパネル付きセットやバッテリー駆動で電気代を抑えられる機種は長期的なランニングコスト低減に寄与します。

保証期間もチェックポイントで、2年以上のメーカー保証や国内サポート窓口があると、故障時の修理費用を削減でき結果的に費用対効果が高まります。

玄関に防犯カメラを設置する時の注意点

外から玄関を狙う犯罪を防ぐにはカメラの設置位置や仕様だけでなく、設置作業そのものにも気を配る必要があります。誤った配線や法令違反はトラブルの原因になり、性能を過信して防水対策を怠れば肝心なときに映像が残らないことも。

ここでは、配線と電源確保、プライバシー配慮、防水防塵対策という三つの観点から、失敗しない設置ポイントを詳しく解説します。

配線と電源確保

電源は安定稼働の要です。ACアダプター式なら必ず屋外対応ケーブルを使い、コンセントは防雨ボックス内に配置して漏電を防ぎましょう。屋外配線をむき出しにすると断線・盗難リスクが高まるため、モールやPF管で保護し、壁面とのすき間にはコーキング材を充填して虫や雨水の侵入をブロックします。

バッテリー式の場合は最大稼働日数だけでなく充電サイクルもチェックし、交換用バッテリーを用意しておくとダウンタイムをゼロにできます。ソーラーパネルを併用する場合でも陰になる時間帯を考慮し、日照時間が短い季節にはUSB充電で補助するなどバックアッププランを用意しておくと安心です。

また延長コードはPSEマーク付きの適正品を選び、配線長が長くなる場合は電圧降下に注意して太めのケーブルを選定しましょう。

プライバシー配慮

防犯目的であっても過度に広い範囲を撮影すると、通行人や隣家の私生活を無断で録画する恐れがあります。レンズを玄関扉正面に向け、左右の撮影範囲が自宅敷地内に収まるよう画角を調整することが基本です。

広角レンズを使う場合はプライバシーマスキング機能で不要な領域を黒塗りし、人物が映らない静止エリアを指定すると誤検知も減らせます。また録画中であることを示すステッカーを表札近くに貼ると、訪問者へ適切に告知でき抑止効果も向上。

地域によっては防犯カメラの設置・運用を定めた要綱があるため、自治体や管理組合のガイドラインを確認し、必要に応じて届出や承認を得ることがトラブル回避の近道です。家族共有アプリで映像を閲覧する際もパスワードを強化し、アクセス権を最小限に留めましょう。

防水防塵対策

屋外設置ではIP65以上の防水防塵性能が必須条件です。カメラ本体はクリアドームやサンシールドが付いたモデルを選ぶと雨だれや直射日光によるレンズ曇りを抑えられます。取付け時は水平よりやや下向きに傾け、レンズ面に水滴が残りにくい角度を確保すると夜間赤外線のフレアを軽減できます。

ケーブル接続部は必ずゴムパッキンや防水テープで二重に封止し、配線穴はエアコン配管用のスリーブを活用して室内側からコーキングを施しましょう。釘やビスを打つ場合はステンレス製を使用し、錆びが雨水に混ざって外壁を汚すのを防ぎます。

台風や積雪が多い地域では、耐衝撃・耐低温仕様（−10℃以下でも動作）のモデルを選定し、年1回の清掃とOリング点検を行うことで長期的な信頼性を維持できます。

玄関に設置する家庭用防犯カメラ人気おすすめ5選

ここでは、玄関に設置する家庭用防犯カメラ人気おすすめ5選を紹介します。

TP-Link outdoor WiFi ネットワークカメラ 屋外カメラ

フルワイヤレス仕様のTP-Link Tapo C425は、2K QHDと150°超広角で玄関周辺をくまなく撮影。10 000 mAhバッテリーで最長約300日動き、配線工事が要らないので賃貸でも安心です。IP66防水防塵と−20〜45 ℃耐候設計で悪天候でも稼働し、カラーナイトビジョンが夜間の来訪者や荷物を鮮明に記録。AI人物検知とアクティビティゾーン設定で誤通知を低減し、映像はスマホでリアルタイム視聴・クラウド保存が可能。家族共有も簡単な高コスパモデル。

アトムテック(ATOM tech) 屋内/屋外兼用の防犯カメラ

手のひらサイズのATOM Cam 2は完全防水防塵ボディを採用し、F1.6レンズ＋120°広角で1080p映像を提供。カラーナイトビジョンが暗い玄関でも人物をカラーで映し出し、−20〜55 ℃の耐候性能で真冬も安心です。Wi-Fi接続後わずか数分で起動し、microSD録画とクラウドバックアップを併用可能。双方向通話や人感検知を備え、約5千円という手軽さで多台数連携もできるため、室内外に分散して死角ゼロの見守り環境を構築できます。

【2023年度グッドデザイン賞受賞】Ring Stick Up Cam Battery

バッテリーまたはソーラーパネルで駆動するStick Up Cam Batteryは、1080pフルHD＋カラーナイトビジョンで昼夜を問わず鮮明。−20〜50 ℃対応の耐候ボディで屋内外に柔軟に設置でき、モーション検知時はスマホへ瞬時に通知。ノイズキャンセル付き双方向通話やリモートサイレンで不審者への威嚇も可能です。Alexa連携でEcho Showから映像を呼び出せ、ドアベルや照明との連動で防犯ネットワークを拡張。月額プラン加入でクラウド録画や人物識別AIも利用でき、拡張性に優れます。

【Works with Alexa認定】SwitchBot 防犯カメラ 充電式 300万画素

300万画素2Kセンサーと10000 mAh大容量バッテリーを備え、配線不要で玄関まわりに簡単設置。IP65防水防塵＆−10〜55 ℃対応で雨天や猛暑でも安定し、カラー暗視で夜間も服装や荷物を識別可能です。AI人体検知がペットや車影による誤報をカットし、イベント映像のみクラウド保存して通信量を節約。Alexa・Googleアシスタント・Siriに対応し、音声で映像確認や照明制御が可能。SwitchBotロックや開閉センサーと連携すれば、自動録画シーンも自在に設定できます。

Wansview Q7 監視カメラ室内ペット用-300万画素2K 防犯カメラ

Wansview Q7は300万画素2K解像度と16倍デジタルズームで、訪問者の表情や荷物ラベルまで拡大確認できる室内向けモデル。水平360°・垂直90°の首振り機構が動体を自動追跡し、検知すると10秒クリップをクラウドへ即保存します。暗視距離9 mで無灯でも鮮明に撮影し、双方向音声により宅配指示もスムーズ。プライバシーモードでレンズを格納できるため在宅時の安心感も確保。128 GB microSD対応でサブスク不要のローカル録画も選べ、家族4人まで同時視聴が可能なコスパ重視モデルです。

まとめ

玄関は住まいの安全を守る最前線です。家庭用防犯カメラを導入すれば、不審者の抑止から宅配トラブルの解決まで多面的な安心を得られます。選定時は、鮮明に映る広角レンズ、IP65以上の防水性能、クラウド費用を含めた総コストの三つを要チェック。

配線やプライバシーに配慮し、玄関に最適な高さへ設置することでリスクを最小化できます。本記事で紹介した5機種は、いずれも工事不要でスマホ連携に優れたコスパモデルばかり。まずは自宅環境に合う1台を選び、今日から家族と荷物をスマートに見守りましょう。