やんちゃな愛犬や好奇心いっぱいの猫は、気づくと視界から消えがち。そんな時に頼れるのが自動追尾機能付きペットカメラです。動きを検知してレンズが自動で追い掛けるため、どこにいてもリアルタイムで様子を確認可能。
夜間撮影や双方向通話にも対応し、留守中も安心して見守れます。さらに月額なしで録画保存できるモデルも多数。本記事では、設置も簡単でコスパ抜群のおすすめ10機種をわかりやすく紹介します。
自動追尾機能があるペットカメラの特徴
自動追尾付きペットカメラはAI検知でレンズが動き、夜でも鮮明に撮影し、声掛けもできる万能見守りツールです。以下では、仕組み、画質、通話の3要素を詳しく解説します。活発に動き回るペットでも死角を減らし、夜間もくっきり、外出先から声を届けられるのが魅力です。
- 自動追尾の仕組み
- 暗視性能と画質
- 双方向通話で話しかけ
自動追尾の仕組み
カメラ本体に内蔵されたAI画像解析がフレームごとに動体を検出し、ペットの位置を座標データとして取得。すると本体のパン(左右)・チルト(上下)モーターが自動で回転し、常に被写体を画面中央にキープします。
最新モデルは360°水平旋回+105°チルトに対応し、走り回る犬や高所に跳び乗る猫まで漏れなく追い掛けられるため、レンズの死角を大幅に削減できるのが特徴です。また、動きが止まった際は追尾を停止してバッテリー消費を抑える省エネ設計になっているモデルも多く、ペットの安全とエネルギー効率を両立します。
暗視性能と画質
室内の照明を落とした夜間でもペットの様子を確認できるよう、赤外線LEDを周囲に配置し、0ルクスでもモノクロ映像を記録。さらに、最近のモデルは2K〜4K相当の高解像度センサーを搭載し、毛並みや表情の変化まで鮮明に映し出します。
HDR補正やノイズリダクション機能も備え、逆光や暗部のつぶれを軽減してクリアな映像を維持。夜間モードとカラー表示を自動で切り替える機種なら、昼夜を問わず一貫した画質でペットを見守ることが可能です。
双方向通話で話しかけ
マイクとスピーカーを内蔵した双方向通話機能を使えば、外出先からスマホアプリで声をかけたり、鳴き声を聞いたりできるため、ペットに安心感を与えつつ異常の早期発見にも役立ちます。最近はエコーキャンセルやノイズ抑制技術が向上し、クリアな音質でコミュニケーション可能。
呼びかけと同時におやつディスペンサーを作動させたり、録音した定型メッセージを自動再生させたりできるモデルもあり、しつけや留守番トレーニングに活用する飼い主が増えています。
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自動追尾機能があるペットカメラのメリット
自動追尾カメラは、動きを逃さない、夜も見える、通話できるうえ、月額ゼロで導入しやすいのが強み。ここでは4つのメリットを順番に解説します。
- 動くペットを見守れる
- 留守中も安心
- 暗視対応で夜も見守り
- 月額無料でコスパ抜群
動くペットを見守れる
自動追尾機能は内蔵AIがペットのシルエットをリアルタイム解析し、パン・チルト用モーターを制御して常に被写体を中央にキープします。全力疾走したりキャットタワーを縦横無尽に移動したりする姿も途切れず撮影でき、いたずらの瞬間や体調急変のサインも見逃しません。
帰宅後に録画を振り返れば、運動量や興奮しやすい時間帯を客観的に把握できるため、適切なおもちゃ選びやしつけプランの改善にも役立ちます。
留守中も安心
外出先ではペットの行動を想像するしかありませんが、追尾カメラは動きを検知すると自動録画しながらスマホへプッシュ通知を送信。転倒や誤飲など緊急トラブルが起きた場合でも、映像で状況を確認しつつ家族や獣医師へすぐ連絡できます。
録画データはmicroSDや無料クラウドに保存され、証拠映像として再生・共有も簡単。防犯用モーションアラームを搭載したモデルも多く、ペット見守りと防犯を一台で実現します。
暗視対応で夜も見守り
赤外線LEDと高感度CMOSセンサーを備えたモデルなら、真っ暗な室内でも0ルクス撮影が可能。暗視モードでも自動追尾は遅延なく働き、深夜の運動会や体調異変を鮮明に映します。
HDR補正や3Dノイズリダクションで毛並みや表情をクリアに保ち、夜間でも安心感が段違い。就寝中にスマホでそっと様子を確認でき、介護が必要なシニアペットの見守りにも最適。夜中に鳴き声がしてもアプリを開くだけで状況を確認でき、不要な起床を減らせるのも嬉しいポイントです。
月額無料でコスパ抜群
月額課金型クラウド録画は家計の負担になりがちですが、最近のペットカメラはmicroSD対応+無料クラウド保存(3〜7日間)を備え、AI追尾・通知・双方向通話も追加料金なしで利用可能。初期費用だけで長期運用できるうえ、アプリやファームウェアは無償アップデートされるため機能が陳腐化しにくいのが魅力です。
浮いたコストはフードやおもちゃ、定期健診などペットのQOL向上に回せるので、コスパ重視の飼い主にとって強い味方となります。
自動追尾機能があるペットカメラの選び方
せっかく自動追尾機能があっても、設置や操作が難しいとストレスになります。ここでは、配線いらずで置くだけ、映像がくっきり、素早く正確に追う、スマホでラクに管理という4つの視点から、失敗しない選び方を解説します。
- WiFi不要で設置簡単
- 画質・解像度の目安
- 追尾速度と精度
- アプリ連携の便利さ
WiFi不要で設置簡単
コンセントに挿すだけ、または内蔵バッテリーで置くだけのスタイルなら工事は不要。SIMカードやローカル通信型を選べばWiFi契約がなくても使えます。面倒なSSID設定やパスワード入力が要らないモデルなら、機械が苦手でも5分で初期設定が完了。
配線がないぶんペットの噛みつき・絡まり事故も防げ、レイアウト変更や模様替えにも柔軟に対応できます。将来引っ越す可能性がある家庭や、別荘・ケージ周りなど電波が弱い場所での利用にも最適です。
画質・解像度の目安
追尾が正確でも解像度が低いと細かな仕草を見逃しがち。目安はフルHD(1080p)以上、可能なら2K〜4Kセンサーを選ぶと毛並みや目の輝きまで鮮明に確認できます。レンズF値が小さいほど暗所でもノイズが少なく、HDR対応なら逆光下でも白飛びを抑制。
画質が高いと録画容量が増えるため、microSDは128GB以上対応や無料クラウド保存付きだと安心。映像をSNSにアップする予定がある人は、フレームレート30fps以上の滑らか解像度をチェックしましょう。
追尾速度と精度
追尾性能は「モーター回転速度(°/秒)」と「AI検知アルゴリズム」で決まります。猫が飛び跳ねても置き去りにしないためには、パン360°・チルト90°以上の可動域と、秒速60°前後の回転スピードが理想。
人とペットを区別できる「スマート検知」搭載なら誤追尾が減り、通知の信頼性もアップします。動き続ける被写体でもブレを抑える電子手ブレ補正(EIS)があると、後から録画を見返す際に酔いにくく快適です。
アプリ連携の便利さ
最後にチェックしたいのが専用アプリの使いやすさ。ライブ映像・録画再生・ズーム操作がワンタップで切り替えられるUIだと外出先からでも直感的に操作できます。
複数台のカメラを一括表示できるマルチビュー機能や、家族アカウント共有、Amazon AlexaやGoogle Homeとの連携機能があれば、音声コマンドで映像をテレビに映すことも可能。ファームウェア自動更新に対応するメーカーを選ぶと、セキュリティパッチや新機能が無料で追加され、長く安心して使えます。
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自動追尾機能があるペットカメラ人気おすすめ10選
ここでは、自動追尾機能があるペットカメラ人気おすすめ10選を紹介します。
【最新400万画素·5GWi-Fi対応】COOAU ネットワークカメラ
400万画素CMOSと5 GHz/2.4 GHzデュアルバンドに対応し、遅延の少ない高精細ライブ映像を視聴できます。水平360°・垂直90°の広い可動域でペットを自動追尾し、死角を最小限に抑えます。赤外線LEDは最大10 mを照射し、暗闇でも鮮明に記録。双方向通話や動体検知通知を備え、microSD128 GB録画と無料クラウド保存でコストも抑えられます。専用アプリはタイムライン表示や4台同時視聴に対応し、AES128 bit暗号化でプライバシーも万全。初期設定はQRコード読み取りだけで簡単です。
Anker Eufy (ユーフィ) Indoor Cam E30 (見守りカメラ)
4Kセンサーと125°広角レンズで細部までくっきり映します。AIが人・ペット・泣き声を自動識別し、パン360°・チルト96°でスムーズに追尾。赤外線暗視は10 m、カラー暗視用スポットライトも搭載しています。HomeKit Secure Video、Alexa、Googleに連携し、月額料金なしでローカル保存が可能です。エリア指定アラートやタイムラプス再生もアプリから簡単に操作でき、最大128 GB microSDとH.265圧縮で長時間録画しても容量を節約します。初期ペアリングはQRコードを読み込むだけで完了します。
TP-Link 300万画素ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C210/A
2304×1296 pxの300万画素センサーでクリアな映像を提供します。水平360°・垂直114°のパンチルトが自動追尾し、動きを検知するとスマホへ即時通知。赤外線LEDは最長10 mを照射し、暗所でも鮮明です。256 GBまでの microSDに最大24日間録画でき、無料Tapoクラウドでクリップ保存も可能。双方向通話、プライバシーモード、Alexa/Google連携を備え、アプリのガイドに沿って3分で設定が完了します。H.265圧縮でデータ量を約半分に抑え、物理レンズカバーで安心です。
アトムテック(ATOM tech) ATOM Cam Swing(アトムカムスイング)ACS1
1080p フルHDとF2.0レンズで鮮明映像を提供する日本発の低価格モデルです。水平360°・垂直115°を静音モーターで旋回し、AIが人・ペットを識別して賢く追尾します。4灯赤外線で真夜中も10 m先を監視。タイムラプス撮影や自動パトロール、動作範囲指定などユニーク機能が豊富です。256 GB microSDに24時間連続録画し、ATOM Cloudへのイベント保存も無料。プライバシーシャッターとエンドツーエンド暗号化でデータを安全に守ります。本体は手のひらサイズで壁掛けや天井設置にも柔軟です。
WTW 塚本無線 みてるちゃん WTW-IPW108JC3
300万画素センサーと水平355°・垂直90°の自動追尾で広範囲をカバーします。温度・湿度センサーを内蔵し、室温変化をスマホへ通知できるため熱中症対策にも便利です。赤外線暗視は最大15 m、双方向通話とアラーム出力で防犯用途にも対応。32 GB microSDが付属し、届いてすぐ録画可能です。国内サーバーのクラウド保存と電話サポート、1年保証でアフターサービスも充実。LAN接続モードを使えばWi-Fi不要で利用でき、追跡エリアを細かく設定して誤通知を減らせます。給電はUSBとPoEの両対応です。
Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt(見守りカメラ)
2KセンサーとF2.0レンズで高精細映像を映し出します。AIが人とペットを識別し、水平360°・垂直96°で自動追尾。赤外線暗視は10 m、動体検知時はスマホ通知と自動録画が実行されます。ローカルSD録画とAES256 bit暗号化クラウドの両方が月額無料で利用でき、プライバシーを重視する方に最適です。HomeKit、Alexa、Googleに対応し、音声で映像を呼び出せます。小型筐体と静音モーターで寝室にも設置しやすく、設定はQRコードスキャンだけで完了します。
【Works with Alexa認定】 SwitchBot
300万画素センサーとF1.6レンズ、高輝度LEDでカラー暗視に対応しています。水平355°・垂直115°の自動追尾でペットの動きを逃さず、動体検知時はアプリとスマートスピーカーへ即時通知。SwitchBotハブと連携すれば家電を自動操作し、外出時に見守りモードへ切り替えられます。128 GB microSDと3日間無料クラウドでバックアップも安心。音声通話やサイレン、プライバシーシャッターを備え、Alexa/Google/IFTTTと連携可能。ケーブル一本で簡単に設置でき、省スペース設計です。
【新型】Furbo ドッグカメラ - 360°ビュー| ファーボ
1080p フルHDと360°回転で部屋全体をカバーし、愛犬の動きをAIが自動追尾します。吠え声や咀嚼音まで解析して日本語でスマホ通知し、ワンタップでおやつを発射できるため外出中でも遊びながらストレスを軽減。赤外線暗視と4倍ズームで夜間も細部を確認できます。クラウド録画や行動ログはサブスクで拡張可能。滑り止めラバーと噛み付き防止ケーブルで安全設計です。映像はAES256暗号化で保護され、家族5人まで共有可能。オートクルーズ機能で定期巡回し、設定はアプリから数分で完了します。
Anker Eufy Indoor Cam C220 (見守りカメラ)
C220は2Kセンサーと改良AIでトラッキング精度が向上しました。水平360°・垂直75°の静音パンチルトがペットをリアルタイム追尾し、H.265圧縮でデータ量を約50%削減します。白色LEDライトにより暗所でもカラー映像が確認でき、IR暗視との自動切替に対応。128 GB microSDとHomeBase2ストレージの併用で長時間録画してもプライバシーを守れます。HomeKit、Alexa、Google連携や家族共有、エリア指定通知、プライバシーシャッターを搭載し、USB-C給電のコンパクトボディです。
パナソニック 屋内HDペットカメラ 1080p Works with Alexa認定 KX-HDN215-K
200万画素フルHDセンサーと水平306°・垂直58°の追尾機構を備えた国内メーカー製モデルです。転倒防止構造と耐久テスト済み筐体で、やんちゃなペットにも安心。温度・音センサーが異常を検知するとスマホへ通知し、自動録画を開始します。1週間分のダイジェスト再生で留守中の行動を短時間で確認でき、128 GB microSDと無料クラウドサービスで録画も万全。Alexa連携、家族共有、プライバシーモードなど機能が充実し、初期設定はガイドに従うだけで簡単です。国内サポート窓口も充実しています。
まとめ
自動追尾機能付きペットカメラは、動き回る愛犬・愛猫を逃さず映し出し、昼夜を問わず安心感をもたらす心強い味方です。仕組みや画質、双方向通話などの特徴を理解し、設置環境や画質・追尾性能、アプリの使いやすさを比較すれば、失敗のない一台が見えてきます。
今回紹介した10機種はいずれも高い追尾精度とコスパを兼ね備えたモデルばかり。まずはご家庭のネット環境や設置場所をチェックし、気になるカメラをぜひ試してみてください。大切な家族のリアルタイムな姿が、毎日の安心と笑顔につながります。