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ペットカメラのセキュリティ対策を解説!日本製おすすめ5選も紹介!

便利なペットカメラは外出先から愛犬・愛猫の様子を確認できる一方、設定が甘いと第三者に乗っ取られ映像や音声を覗き見される危険があります。

本記事では、なぜ危険と言われるのかから、初心者でもすぐ実践できるネットワーク設定強化やパスワード管理などの対策まで丁寧に解説し、安全性の高い日本製モデル5選も紹介。最新暗号化プロトコルやファームウェア更新の重要性もしっかり押さえました。

ペットカメラは危険?

ペットカメラのリスクは大きく、機器自体の脆弱性、利用者が感じる心理的恐怖、実際の乗っ取り被害の3つに分けられます。順に見ていきましょう。

  • 見守りカメラの危険性
  • ペットカメラが怖いと言われる理由
  • 乗っ取り事例と対策

見守りカメラの危険性

見守りカメラは映像をインターネット経由でスマートフォンへ転送するため、常時オンライン状態になります。通信が暗号化されていない、または ID・パスワードが初期設定のままでは、第三者がIPアドレスをスキャンしてストリームへ侵入し、室内の映像や音声を盗み見る恐れがあります。

さらに乗っ取られたカメラがボットネットに組み込まれ、大規模DDoS攻撃の踏み台に利用される可能性もあり、自宅だけでなく社会全体にリスクを及ぼす点が問題視されています。

ペットカメラが怖いと言われる理由

海外ではペットカメラを乗っ取った犯人がスピーカー機能を悪用し、飼い主やペットに向かって話しかけたり、大音量で音楽を流したりした事例が報告されています。突然カメラが勝手に旋回して見知らぬ声が聞こえれば、「誰かが家を監視しているのでは」と恐怖を感じるのは当然です。

さらに、自宅内部の映像がSNSや闇サイトで売買されるケースも確認されており、プライバシー侵害から空き巣被害へ発展するリスクが怖いと言われる大きな理由になっています。

乗っ取り事例と対策

2024年には海外メーカー製カメラの認証バイパス脆弱性を突き、世界で約10万台が遠隔操作され映像がライブ配信サイトに流出する事件が発生しました。攻撃者は初期パスワードのまま放置されていた機器を辞書攻撃で突破したとされています。

被害を防ぐには、①購入直後にランダムで強力なパスワードへ変更する、②ファームウェアを自動更新できる製品を選ぶ、③ルーターでUPnPを無効化し外部ポートを閉じる、④二要素認証対応アプリでログインを保護する、といった基本対策を徹底することが不可欠です。

また、下記ではペット見守りカメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ペットカメラのセキュリティ対策

ペットカメラを安全に使い続けるには、ネットワークの入り口から端末の内部設定、そして日々の運用管理まで、複数のレイヤーで対策を講じることが欠かせません。

ここでは、ネットワーク設定強化、初期設定とパスワード、最新暗号化プロトコル、セキュリティ更新管理の4つの視点から、具体的な手順とポイントを解説します。

  • ネットワーク設定強化
  • 初期設定とパスワード
  • 最新暗号化プロトコル
  • セキュリティ更新管理

ネットワーク設定強化

家庭内のルーター設定を見直すだけで、外部からの不正アクセスリスクを大幅に下げられます。まず、UPnPやWPSなど自動ポート開放機能を無効にし、カメラ用にゲストネットワークやVLANを分けると、本来の家庭LANから映像データが隔離されます。

さらに、Wi-FiのSSID非公開化や接続台数制限を行うと、総当たり攻撃に使われる足がかり自体を減らせます。最後に、ルーターの管理画面のログインパスワードも必ず変更し、二段階認証が用意されている機種なら有効化しましょう。

初期設定とパスワード

購入直後に行う初期設定で油断すると、最も脆弱な状態のまま運用してしまいます。まず、管理者IDとパスワードは「admin/1234」などの初期値を必ず変更し、英大文字・小文字・数字・記号を混在させた12桁以上のランダム文字列にします。パスワード管理ツールを併用すれば、複雑さと記憶負担を両立できます。

次に、不要なクラウド連携やリモート視聴機能はオフに設定し、本当に必要なときだけ一時的にオンにする運用が安全です。これらを徹底するだけで、辞書攻撃や総当たり攻撃による乗っ取りリスクを大幅に減らせます。

最新暗号化プロトコル

映像ストリームや制御信号を流す通信路が暗号化されていなければ、VPNを破らなくても傍受可能です。Wi-Fi暗号化方式は必ずWPA3に対応したルーターと端末を選び、古いWEP/WPAは使用しないようにします。

さらに、アプリ―カメラ間の通信がTLS1.3以上で暗号化されている製品を選ぶことで、途中経路での盗聴や改ざんを防げます。NASやクラウドへ録画を転送する場合も、SMB3やSFTPなど暗号化プロトコルを指定できるか確認し、オフサイトバックアップ時の情報漏えいを防止しましょう。

セキュリティ更新管理

どれほど堅牢な製品でも、ファームウェアやアプリが古いままでは新たな脆弱性に対応できません。まず、自動アップデート機能がある製品を選び、夜間など使用していない時間帯に自動的に適用されるよう設定します。

自動更新に非対応の場合は、メーカーの公式SNSやメール通知に登録し、アップデート公開情報を受け取れる体制を整えましょう。更新前後にリリースノートを確認し、ネットワーク設定が初期化されていないか、パーミッションが変更されていないかを点検することも忘れずに行うと安全性を長期的に維持できます。

また、下記では見守りカメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ペットカメラの選び方

ペットカメラは価格や画質だけで選ぶと、あとからセキュリティが甘かった…と後悔することがあります。ここでは、安全重視の選定基準を軸に、日本製モデルの利点、具体的なセキュリティ機能比較、そして毎日使ううえで欠かせないアプリ連携と操作性の4点からチェックポイントを整理します。

  • 安全重視の選定基準
  • 日本製モデルの利点
  • セキュリティ機能比較
  • アプリ連携と操作性

安全重視の選定基準

最初に確認すべきは通信方式と暗号化です。Wi-FiはWPA3対応、アプリ通信はTLS1.3以上が理想。また、二要素認証や独自ID/強制パスワード変更など初期設定で安全を担保する仕組みがあるかチェックしましょう。

ファームウェア自動更新と脆弱性公開ポリシーの有無も重要。さらに、ローカル録画かクラウド保存かによって漏えい経路が変わるため、保存先の暗号化方式やデータセンターの認証規格(ISO 27001など)も比較すると安心です。

日本製モデルの利点

日本企業が開発・販売するペットカメラの強みは、国内法規と個人情報保護法への準拠、日本語での迅速なサポート、そして長期部品供給にあります。特にファームウェア更新が長く提供される傾向があり、最新の脆弱性に対するセキュリティパッチを継続して受け取れる点は大きなメリット。

また、取扱説明書やアプリUIが日本語で統一されているため、設定ミスが起こりにくく、結果としてセキュリティ事故の低減につながります。国内メーカーは品質管理基準も厳格で、耐久性や電気安全基準を満たしているか確認しやすい点も魅力です。

セキュリティ機能比較

製品ごとの暗号化方式、認証レベル、アクセス権限設定を比較すると差が分かりやすくなります。たとえば、ある機種は端末ごとのアクセス権限分離でゲスト閲覧のみ許可、別の機種はユーザーごとに視聴時間や録画操作を制限可能など、細かな機能に注目しましょう。

また、ログ監査機能でアクセス履歴を確認できるか、プッシュ通知でアカウント異常検知を知らせるかも比較ポイント。こうした情報はメーカー公式サイトの技術資料や製品仕様書に記載されているため、購入前に必ずチェックしてください。

アプリ連携と操作性

セキュリティが強固でも、アプリが使いづらいと設定ミスの原因になります。まず、二要素認証をアプリ内でオンにする手順が分かりやすいか確認しましょう。次に、ライブ映像の遅延が少なく、暗号化で重くなっていないかも要チェック。

さらに、ファームウェア更新通知やパスワード強度診断など、セキュリティ行動を促すUIがあると安心です。複数台運用する場合は、デバイスのグループ管理やユーザー招待機能が搭載されているアプリを選ぶと、家族との共用も安全かつスムーズに行えます。

日本製のペットカメラ人気おすすめ5選

ここでは、日本製のペットカメラ人気おすすめ5選を紹介します。

WTW 塚本無線 みてるちゃん WTW-IPW108JC3



300万画素の高精細映像と水平約120°の超広角レンズで部屋の隅々まで鮮明にカバー。AI自動追尾により走り回るペットを常にフレーム内に収め、暗視・双方向通話・microSD録画も完備しています。2.4/5 GHzデュアルWi-Fiと有線LANに対応し、TLS暗号化通信と初期パスワード強制変更で不正アクセスを防止。定期ファームウェア配信で長期運用も安心です。

パナソニック 屋内スイングカメラキット KX-HC600K-W



パン360°/チルト90°のスイング機構でペットの動きを逃さず撮影。音・動作・温度を検知して異常をスマホへ即通知し、ホームユニット経由で複数センサーを一括管理できます。DECT準拠1.9 GHz通信とファームウェア自動更新で盗聴リスクを低減し、待機時約1.3 Wの省エネ設計も魅力。暗視・双方向通話・microSD録画に対応し、見守りと防犯を同時に強化します。

パナソニック ネットワークカメラ スマ@ホーム KX-HJC200-W



電波干渉に強いDECT方式で安定した通信を実現。30万画素でも室内確認には十分で、動体+音検知のスマートアラームを搭載しています。Wi-Fi不要で閉域運用でき、microSD最大32 GBへ録画可能。QRコードをかざすだけの初期設定、首振り操作・双方向通話もアプリで簡単。128 bit暗号化と国内サポートに加え、最大4台の同時表示で多頭飼いにも対応します。

パナソニック 屋内HDペットカメラ 1080p Works with Alexa認定 KX-HDN215-K



フルHD200万画素+AI自動追尾で動きの速いペットも滑らかに追跡。転倒防止構造でイタズラ転倒を防ぎ、Alexa対応で音声操作も可能です。暗視・騒音検知・温度アラームを備え、映像はAES暗号化でクラウドとmicroSDに同時保存。ファームウェア自動更新と二要素認証でセキュリティを強固に保ち、SNS共有用のクリップ作成もワンタップで行えます。

プラネックス Planex どこでもスマカメ CS-QV40B



内蔵バッテリーで最長約2カ月駆動するコードレスモデル。電源のない玄関やケージ上部にも設置でき、フルHD映像と赤外線LEDで夜間も鮮明に撮影します。動体+人感センサーで不要な通知を削減しつつリアルタイム警告をスマホへ送信。映像は128 GBまでのmicroSDに暗号化保存でき、Bluetooth経由の安全な初期設定でWi-Fi情報を簡単登録。IP65防塵防水で屋外利用にも対応します。

まとめ

本記事で解説したように、ペットカメラは適切なセキュリティ対策を施せば安心して活用できます。ネットワーク分離+強固なパスワード+最新暗号化+定期アップデートを習慣化し、安全重視の選定基準で日本製など信頼できる製品を選べば、乗っ取りやぞくっとするプライバシー流出リスクを最小限に抑えられます。

大切な家族を見守るツールだからこそ、今一度設定と運用を見直し、安心できる見守り環境を整えましょう。

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