トレイルカメラ人気おすすめ10選！使い方や防犯カメラとの違いも解説

野生動物の観察や防犯対策として近年注目を集めているトレイルカメラ。人の動きを感知して自動で撮影する仕組みを持ち、屋外に設置しても自然に溶け込むため、人目を気にせず使えるのが魅力です。動物の生態記録から空き巣対策まで幅広く活用されており、スマホ連動やソーラー充電といった便利な機能も充実。

本記事では、トレイルカメラの特徴や防犯カメラとの違い、使い方や選び方のポイント、そしておすすめの人気モデル10選をわかりやすく紹介します。

トレイルカメラとは?

トレイルカメラとは、主に野生動物の観察や防犯目的で使われる自動撮影カメラのことです。屋外に設置して動きを検知すると静止画や動画を自動で記録し、夜間も撮影可能な赤外線機能や、スマホと連動して通知を受け取れる機能を備えたモデルもあります。

人がその場にいなくても記録できるため、自然環境での撮影や、不在時の自宅・倉庫の監視に活用されています。ここでは、トレイルカメラの基本的な用途や防犯カメラとの違い、スマホ連動機能について詳しく解説します。

野生動物の撮影に最適

トレイルカメラは、野山や森に設置して野生動物の自然な行動を記録するために最適なツールです。人が近づくと動物が警戒してしまうため、無人で設置できるトレイルカメラなら警戒心を与えずに自然な姿を撮影可能です。

赤外線センサーで動きを感知し、昼夜問わず自動で静止画や動画を記録。しかも耐水・防塵性能に優れているため、雨や風にも強く、長期間の設置に向いています。研究者やハンターだけでなく、動物好きな一般の方にも人気のアイテムです。

防犯カメラとの違い

トレイルカメラと防犯カメラは似たように見えて目的や機能に違いがあります。防犯カメラは建物の出入口などに設置し、リアルタイムで映像を確認したり、常時録画を行ったりするのが一般的です。

一方、トレイルカメラは主に自然環境での一時的な動きを記録するのに特化しており、人感センサーが反応したときだけ録画するのが特徴です。また電源のない場所でも使えるよう、電池式やソーラー充電対応のモデルが多いのもポイントです。

スマホ連動機能とは

最近のトレイルカメラには、スマートフォンと連動できる便利な機能を搭載したモデルが増えています。Wi-FiやBluetoothを使ってカメラとスマホを接続することで、撮影データの確認や設定変更がその場で行えます。

さらに、動きを検知するとスマホに通知が届くモデルもあり、防犯目的でも即時対応が可能になります。アプリを通じて画像や映像を簡単に保存・共有できるため、操作に不慣れな方でも扱いやすいのが魅力です。

また、下記ではwifiなしで使える屋外小型防犯カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

トレイルカメラの使い方

トレイルカメラは野外に設置して自動で撮影できる便利なカメラですが、効果的に使うにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

ここでは、設置場所の選び方や録画設定、Wi-Fi連携やスマホ通知機能の活用法など、初心者でもわかりやすい使い方を解説します。

設置場所の選び方

トレイルカメラを設置する場所は、目的に応じて慎重に選ぶことが大切です。野生動物の観察なら動物がよく通る獣道や水辺、防犯目的なら玄関や物置、裏庭など人の出入りがある場所がおすすめです。

また、カメラの視野が広くなるように少し高めの位置に設置し、直射日光や逆光を避けると映像が見やすくなります。木や柱などにしっかり固定し、雨風にも耐えられる場所を選ぶのがポイントです。

録画設定の基本操作

トレイルカメラは本体のボタン操作または専用アプリで録画の設定ができます。動きを感知したときだけ録画する「モーション録画」や、連続で撮影する「タイムラプス録画」など、用途に応じて設定を変更可能です。

録画時間や感度の調整、撮影モード（静止画・動画・両方）などもメニューから簡単に変更できます。事前にSDカードを挿入して容量を確認し、保存形式や上書き設定もチェックしておきましょう。

Wi-Fi連携でデータ確認

Wi-Fi対応のトレイルカメラは、カメラ本体とスマートフォンを無線で接続し、リアルタイムで映像や写真を確認することができます。外出先でもデータをチェックできるため、SDカードを抜かずにその場で撮影状況を確認できるのが大きな利点です。

カメラとスマホをペアリングし、専用アプリを使えば、保存データの閲覧やダウンロード、さらには遠隔操作も可能です。Wi-Fi範囲内での操作となるため、設置場所にも注意が必要です。

スマホ連動で通知受信

スマホ連動機能を備えたトレイルカメラは、動体検知時にスマートフォンに通知を送ってくれる便利な機能があります。防犯目的で設置している場合、誰かが敷地に侵入した際にすぐに気づくことができるため安心です。

通知を受けたあとにアプリからリアルタイム映像を確認したり、録画内容をチェックすることも可能です。アプリによっては通知の感度や頻度も設定でき、過剰なアラートを防ぐこともできます。

また、下記では工事不要の屋外用小型防犯カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

トレイルカメラのメリット

トレイルカメラは、動きを自動で感知して撮影できるだけでなく、電源不要で長時間稼働するモデルや目立たずに設置できるものまで多くの利点があります。

ここでは、実際に使ううえで感じられる代表的なメリットを4つに分けて紹介します。

人感センサーで自動撮影

トレイルカメラには高感度の人感センサー（PIRセンサー）が搭載されており、動きを検知すると自動で撮影を開始します。これにより、24時間張り込んだり監視したりする必要がなく、自然に近い状態で動物や人の様子を捉えることができます。

録画の無駄も少なく、電池や容量の節約にもつながるため効率的です。夜間でも赤外線機能により自動撮影が可能で、暗い場所での監視にも適しています。

ソーラー電源で長時間稼働

トレイルカメラの中にはソーラーパネルを搭載したモデルもあり、日中に太陽光で充電することで電池交換の手間を大幅に減らせます。これにより、山奥や遠隔地といった頻繁にアクセスできない場所でも、長期間安定して使用できます。

特に自然観察や農地・空き地の監視においては、バッテリー切れを心配せずに使えるのが大きなメリットです。エコで経済的な点も評価されています。

防犯にも活用できる

もともと野生動物の撮影用に使われていたトレイルカメラですが、近年では防犯目的で導入する人も増えています。例えば、玄関先や駐車場、裏口などに設置することで、不審な人物の動きを自動で記録できます。

目立ちにくいデザインが多いため、泥棒やいたずらを未然に防ぐ効果も期待できます。また、スマホ連動モデルなら通知機能を活用して、異常をすぐに確認できるのも魅力です。

設置が簡単で目立たない

トレイルカメラは基本的に配線工事が不要で、ベルトやバンドを使って木や柱に取り付けるだけで使える手軽さが魅力です。多くのモデルが迷彩柄や黒を基調とした目立ちにくいデザインとなっており、野外に設置しても周囲と自然に馴染みます。

これにより、野生動物に気づかれにくく、また防犯カメラとしても外観を損なわずに設置可能。初心者でも扱いやすく、設置場所の自由度が高いのもポイントです。

また、下記ではソーラー式防犯カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

トレイルカメラの選び方

トレイルカメラを選ぶときは、使用目的や設置環境に合わせて機能をしっかり確認することが大切です。Wi-Fi機能や画質、電源方式、スマホ連動の可否など、それぞれのポイントを押さえておけば、自分にぴったりの1台が見つかります。

ここでは、選ぶ際に注目すべき代表的なポイントを4つに分けて紹介します。

Wi-Fi機能の有無を確認

Wi-Fi機能があるトレイルカメラは、撮影したデータをスマホやパソコンに無線で転送できるため非常に便利です。カメラを取り外したりSDカードを抜かなくてもデータを確認できるので、設置したままでも簡単に運用できます。

また、専用アプリを使えば録画設定の変更やリアルタイムでの映像確認も可能。遠隔地に設置する場合や頻繁にデータ確認を行いたい方には、Wi-Fi対応モデルがおすすめです。

画質や夜間撮影をチェック

撮影した映像の鮮明さは画質に大きく左右されるため、フルHD（1080p）や4K対応など高画質モデルを選ぶのが理想的です。また、夜間撮影に対応しているかも重要なポイント。赤外線LEDや暗視モードを搭載しているモデルなら、暗い場所でも人物や動物の姿をはっきりと記録できます。

防犯目的なら特に夜の映像が重要になるため、暗所性能は必ずチェックしましょう。

ソーラー対応か確認

ソーラーパネル付きのトレイルカメラは、太陽光で自動充電ができるため、電池交換の手間が省けて非常に便利です。特に山間部や広い敷地など、頻繁に手が届かない場所に設置する場合には長時間の稼働が求められるため、ソーラー対応は大きなメリットになります。

環境にやさしく、コストパフォーマンスも高いので、長期的に運用したい方にはおすすめの機能です。

スマホ連動の対応機種

スマホ連動機能があるトレイルカメラなら、アプリを通じてリアルタイムの映像確認や撮影データの管理がスマホひとつで行えます。動体検知時に通知が届くモデルもあり、防犯対策として非常に効果的です。

ただし、スマホ連動には専用アプリやOSの対応が必要な場合もあるため、自分のスマホ機種との互換性を確認することが重要です。iPhone／Androidどちらにも対応している機種を選ぶと安心です。

また、下記では玄関に設置する家庭用防犯カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

トレイルカメラ人気おすすめ10選

ここでは、トレイルカメラ人気おすすめ10選を紹介します。

電池式トレイルカメラ BCM-HH662 08-0494 OHM オーム電機

乾電池式で手軽に使えるトレイルカメラ。赤外線センサーを搭載し、人や動物の動きを検知して自動で撮影を開始。静止画・動画撮影に対応し、暗い場所でも赤外線LEDによって夜間撮影が可能です。IP66相当の防水防塵仕様で屋外設置にも安心。コスパに優れ、初めての方にもおすすめの入門モデルです。

KJK 最新型【WIFI対応】トレイルカメラ 赤外線カメラ

Wi-Fi機能付きでスマホと連携可能な最新型トレイルカメラ。静止画最大6400万画素、8K動画対応で高精細な記録が可能です。0.05秒の超高速トリガーで素早く動きを捉え、夜間も低輝度赤外線LEDでしっかり撮影。IP67の高い防塵・防水性能を持ち、64GBカードと日本語説明書も付属。屋内外問わず活用できます。

サンワダイレクト トレイルカメラ 防犯カメラ 4K

4K高解像度に対応したサンワダイレクトの電池式トレイルカメラ。赤外線LED搭載で夜間撮影にも対応し、IP66等級の防水防塵仕様で屋外でも安心して使用できます。電源不要でどこでも設置できるのが魅力。人感センサーによる自動撮影で、防犯・動物観察のどちらにも活躍します。

トレイルカメラ 3600万画素 Full HD 防犯カメラ IP66

静止画3600万画素、Full HD動画対応のトレイルカメラ。人感センサーで自動録画ができ、夜間は赤外線LEDで暗闇でも撮影可能。IP66の防水防塵性能を備え、屋外の過酷な環境にも対応します。録画データは自動で上書きされるので、長時間の運用も安心。乾電池式で工事不要の使いやすさが魅力です。

Agitato トレイルカメラ A252 1296P人感センサー

最大6400万画素の高画質撮影と120°の広角レンズで、広範囲の動きをしっかり捉えるトレイルカメラ。人感センサーによる自動撮影や夜間の赤外線撮影にも対応し、防犯や動物観察に最適です。IP66の防水防塵仕様で屋外設置も安心。最大512GBの大容量SDカードに対応しており、長期監視にも便利です。

WTW 塚本無線 トレイルカメラ 防犯カメラ 4800万画素

スマホ対応のAPモードを搭載した国内メーカーWTWの高性能トレイルカメラ。4800万画素の高画質と赤外線夜間撮影に対応し、乾電池式で電源がない場所でも運用可能です。防水仕様で屋外の防犯・監視にぴったり。安心の国内サポートが付いており、はじめての方でも扱いやすいモデルです。

Hapimp 防犯カメラ 小型 トレイルカメラ 3200万画素

3200万画素・1920PフルHD対応の小型トレイルカメラ。0.2秒の高速トリガーで動体を素早くキャッチし、赤外線LEDで夜間も鮮明に撮影可能です。人感センサーと自動上書き録画機能を搭載し、電池式で設置も簡単。防水防塵IP66仕様で屋外でも安心。コンパクトながら高機能な1台です。

サンワダイレクト トレイルカメラ 野生動物監視カメラ 4K

4K高画質対応で野生動物の動きも鮮明に記録できるサンワダイレクトのトレイルカメラ。夜光らない赤外線LEDを搭載しており、動物に気づかれにくく自然な行動の撮影に最適です。IP66の防水防塵性能と乾電池式により、屋外での長時間設置にも対応。防犯目的でも活躍します。

Hapimp【充電式＆WIFI対応】 防犯カメラ トレイルカメラ

ソーラーパネル付きで充電式のため、電池交換が不要な省エネ設計。6000万画素の高画質に加え、Wi-Fi対応でスマホ連携も可能。人感センサー、赤外線夜間撮影、自動上書き録画と多機能ながら、屋外設置に最適なIP66防水仕様を備えています。防犯・野外観察のどちらにもおすすめのハイスペックモデルです。

WTW 塚本無線 トレイルカメラ 防犯カメラ MicroSD 512GB対応

ソーラーパネル一体型で長時間稼働が可能なトレイルカメラ。静止画4800万画素、動画200万画素で高画質撮影に対応し、APモードでスマホと直接接続できます。IP66防水仕様で屋外設置も安心。乾電池と併用できるハイブリッド電源設計で、防犯用途にも最適な高性能モデルです。

まとめ

トレイルカメラは、野生動物の観察から防犯対策まで幅広く活用できる便利なアイテムです。人感センサーや夜間撮影、スマホ連動、ソーラー電源など、用途に合わせて機能を選ぶことで、より快適に利用できます。

設置も簡単で目立ちにくく、初めての方でも扱いやすいのが魅力です。本記事で紹介した選び方のポイントやおすすめ製品を参考に、自分の目的にぴったりのトレイルカメラを見つけて、安心で便利な見守り環境を整えましょう。