カメラを趣味にしたい初心者におすすめのカメラ10選！メリットも解説

新しい趣味を始めたい。でも何を選べば長く楽しめるかな…そんなあなたにこそおすすめなのが、思い出を形に残せるカメラの世界。風景も料理もペットも、シャッターひとつで日常が特別なシーンに変わります。

本記事では、カメラを趣味にするメリットや始め方のポイントに加え、初心者でも扱いやすい人気モデル10選を厳選紹介。読めばすぐに撮影デビューできます！さあ、スマホ撮影から一歩踏み出し、本格的な写真体験を楽しみましょう。

カメラを趣味にするメリット

カメラは撮る楽しみと残る喜びを同時に味わえる、奥深い趣味です。目の前の景色を自分だけの視点で切り取り、あとから家族や友人と共有できるのが大きな魅力。ここでは、楽しさ、自己PR、周囲との付き合い方の3つの側面から、そのメリットを具体的に見ていきましょう。

カメラを趣味にするのは何が楽しい?

カメラの一番の楽しさは「日常が宝探しに変わる」ことです。光の当たり方や被写体の動きに気づくと、通勤路の公園や家族との食卓ですらシャッターチャンスに早変わり。構図や設定を試行錯誤して撮れた一枚は、ゲームのクリアやパズルの完成にも似た達成感をもたらします。

さらに写真はすぐにSNSで共有できるため、同じ趣味の仲間から共感やアドバイスをもらえるのも嬉しいポイント。撮影→確認→改善というサイクルが短く、成長が目に見えてわかるので、飽きずに続けやすいのです。

履歴書でアピール可

「趣味：写真撮影」は履歴書でも意外と強力なアピールになります。写真は観察力・計画性・継続力を示しやすく、企業が重視する「主体的に学ぶ姿勢」を伝える材料になるからです。たとえば「年間〇回の個展開催」「地域のフォトコンテストで入賞」といった実績は、数字や受賞歴で具体性をプラスでき採用担当の目に留まりやすいポイント。

またチーム撮影やイベントスタッフの経験があれば、協調性やリーダーシップの裏付けにも。趣味と実績が直結するため、好きなことを仕事の評価につなげられるのが大きなメリットと言えます。

うざいと思われないコツ

夢中で撮っているうちに「自慢が多い」「いつもカメラを構えていて落ち着かない」と周囲に思われることも。ポイントは「共有は相手の興味に合わせる」「撮影時間と交流時間を分ける」の2点です。まずSNS投稿は被写体やストーリーを簡単に説明し、相手が反応しやすい導線を作ると好印象。

オフラインの場では「少しだけ撮らせてもらってもいい？」と一言添え、撮影後はカメラをしまって会話に集中することで警戒心が減ります。撮った写真をその場で見せて感謝を伝えれば、むしろコミュニケーションの潤滑油に。マナーを押さえれば、趣味が「うざい」ではなく「カッコいい」に変わります。

また、下記では初心者向けcanonのミラーレス・一眼レフカメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

カメラを趣味にするのがおすすめな人

カメラは目に映る世界を作品に変える万能ツール。特に下記のタイプの人なら、思い立ったその日から楽しみやすく、続けるほどに生活が豊かになります。それぞれの魅力ポイントをチェックしてみましょう

旅好き・アウトドア派

旅先で感じた空気や光の温度を写真に閉じ込めれば、帰宅後も記憶が鮮明に蘇ります。カメラは夜明け前の薄明かりや星空、夕暮れのグラデーションなどスマホでは再現しづらい繊細な色を捉えるのが得意。

お気に入りのレンズ一本で未知の路地や登山道を探検するきっかけになり、撮影ルートを地図と合わせてまとめれば一冊の旅行記にも。思い出と作品づくりが同時に楽しめるので、旅の満足度が何倍にも跳ね上がります。

SNSで魅力発信したい

フォロワーを増やしたい人には高画質なオリジナル写真が最強の武器。カメラなら背景ボケや光の演出で差別化でき、タイムラインで目を引く投稿を量産できます。自宅の料理や小物でもライティングを工夫すればブランド顔負けのビジュアルに早変わり。

RAWデータで残しておけば後から色味調整やリール動画化も簡単。撮影設定をキャプションで共有すれば交流が広がり、写真仲間ができるのも大きなメリットです。

モノづくり好き

DIYやハンドメイド派なら、制作工程の撮影が作品価値をさらに高めます。材料選びから仕上げまで定点で記録すれば自己分析や振り返りに役立ち、ブログや動画のコンテンツにも応用可能。

マクロレンズを使えば細部の質感をリアルに写し出せるので、ネットショップの商品写真やポートフォリオもプロ級に。完成品だけでは伝わらない「作り手のこだわり」を視覚的に示せるため、ファンや顧客との距離がぐっと縮まります。

初心者でも挑戦OK

最新のエントリー機はオートモードが優秀で、電源を入れてシャッターを切るだけで失敗の少ない一枚が撮れます。まずは標準ズーム一本で始め、疑問点はメーカー公式チュートリアルやYouTubeで即解決。撮ったその場で画面確認→再撮影を繰り返せるので上達スピードも速く、挫折しにくいのが特徴です。

中古ボディやレンタルサービスを活用すれば初期費用も抑えられるため、「写真は難しそう」と感じている人こそ気軽に試してほしい趣味です。

また、下記では初心者向けミラーレス一眼カメラについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

カメラを趣味として始める時のポイント

買ったはいいけど設定が難しい…、人に見せるほど上手く撮れないかもと尻込みしがちな初心者でも、段階を踏めば着実に上達します。ここでは用語の理解 → 撮影練習 → 編集＆共有 → 挫折防止という4ステップで、スタート直後に知っておきたいコツを紹介します。

カメラ用語の言い方

絞り（F値）＝背景ぼかしの強さ、シャッタースピード＝動きの止まり具合、ISO感度＝暗所での明るさ調整、この3点さえ押さえれば基本はOK。難しい横文字は「光の量を決める三兄弟」など自分なりのニックネームで覚えると頭に入りやすく、説明する際も伝わりやすくなります。

友人に話すときは「F値を小さくしたら背景がふわっとしたよ」のように結果とセットで言うと理解されやすいのでおすすめです。

撮影テク練習法

上達の近道は「毎日5枚だけテーマ撮影」。被写体を決めたら構図を変えながら5枚撮り、1枚ベストショットを選ぶ習慣を付けましょう。休日に集中練習するより、日常で繰り返すほうが感覚が鍛えられます。

構図の基本は三分割法と対角線配置、動体を撮るときはシャッタースピード1/500秒以上と覚えておくと失敗が激減。撮影後すぐにモニターでチェックし、その場で再撮影する“撮って出し反省”をするのがポイントです。

編集&共有の流れ

撮影後は「セレクト→レタッチ→発信」の3工程。まず似た写真を連写した場合はベストを1枚選ぶ“間引き”でストレージを圧縮。RAW現像ソフトやスマホアプリで明るさと色味を微調整し、トリミングで主役を強調。仕上げた写真はSNS別にリサイズしてアップすれば高画質を保てます。

ハッシュタグに機材名や設定を添えると、同じ機材を使う人と交流が広がりフィードバックが得られます。作品の公開は上達モチベーションを何倍にも高める強力な起爆剤です。

挫折防止のコツ

機材沼にハマる前に小さな目標を設定しましょう。例えば「1か月でお気に入り写真10枚をフォトブックにする」「週1回朝焼けを撮る」など達成が見える形にすると継続意欲が維持しやすいです。

失敗写真もクラウドに残しておくと成長記録になり自己肯定感UP。さらにオンラインコミュニティや地域のフォト散歩会に参加すれば仲間から刺激やアドバイスがもらえ、モチベーション低下を防げます。「楽しさ7割・技術3割」と割り切るくらいが長続きの秘訣です。

また、下記ではカメラの仕組みについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

カメラを趣味にしようとする初心者におすすめのカメラ10選

ここでは、カメラを趣味にしようとする初心者におすすめのカメラ10選を紹介します。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X90

2410万画素APS-CセンサーとDIGIC 4+を採用し、被写体をくっきり描写。ガイド機能が撮影意図に合った設定を提案するので、ボケ味や夜景撮影も迷わず挑戦できます。Wi-Fiでスマホ連携でき、家族やSNSへのシェアが簡単。軽量ボディと手に馴染むグリップで散歩や旅行に気軽に持ち出せる、入門者向けの王道一眼レフです。

富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレスデジタルカメラ X-S10

2610万画素X-Trans CMOS 4と5軸手ブレ補正を小型ボディに凝縮。フィルムシミュレーション18種で色表現をワンタッチ変更でき、RAW現像なしでも作品らしい仕上がりが得られます。前ダイヤル式の深いグリップは一眼レフ感覚で握りやすく、バリアングルモニターは自撮りやローアングルにも最適。初心者が表現の幅を一気に広げられる一台です。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R10

2420万画素APS-C/RFマウント機。DIGIC XとデュアルピクセルCMOS AF IIにより最高15コマ/秒の高速連写と人物・動物トラッキングを実現。4K60pのクロップレス動画も撮影できるため写真と動画を両立したい人にうってつけです。軽量約429gでレンズ交換式初心者でも扱いやすく、将来フルサイズRFレンズへステップアップしやすい点も魅力。

SONY(ソニー) APS-C ミラーレス一眼カメラ α6400

2420万画素Exmor CMOSとBIONZ Xを搭載し、0.02秒のリアルタイム瞳AFが被写体を逃しません。425点の位相差AFで動くペットや子どもも高速追従。180°チルト液晶でVlogや自撮りに便利、4K30p動画も高品質。ボディ重量約403gとコンパクトで小型レンズも豊富なので、日常のスナップから旅行まで幅広くカバーできます。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5200 レンズキット

2416万画素センサーと39点AFシステムを搭載し、精細な描写と的確なピント合わせを両立。バリアングル液晶でハイアングルやローアングルも楽に構図決定可能です。内蔵ガイドモードが設定手順を順番に表示してくれるため初めての一眼レフでも安心。付属18-55mmズームは風景からポートレートまで万能に使え、コストパフォーマンスも抜群です。

PENTAX KF ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ

−10 °C動作を保証する防塵防滴・耐寒ボディに5段分のSR（Shake-Reduction）手ブレ補正を内蔵。光学ファインダー視野率約100％で被写体をダイレクトに捉えられます。バリアングル液晶と星追尾撮影ができるアストロトレーサーライト機能も装備。アウトドア撮影や星景にチャレンジしたいビギナーに心強い相棒となるモデルです。

PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット

防塵防滴ボディと5段手ブレ補正を備え、雨天や雪山でも安心。キット付属の18-135mmWRは広角から中望遠まで1本でこなし、旅行荷物を最小限にできます。像面位相差AF付きライブビューで動画撮影も滑らか。さらに星空AFや超解像Pixel Shift撮影など上位機能を搭載し、入門者が長く使い込める万能セットです。

SONY(ソニー) フルサイズ ミラーレス一眼カメラ α7C

フルサイズセンサー搭載ながら重量約509gと小型軽量。15ストップ相当の広ダイナミックレンジと5段分の手ブレ補正で夜景や室内でもノイズを抑えた高画質を実現します。リアルタイム瞳AFは人・動物両対応、Vlog用にバリアングル液晶とデジタルオーディオインターフェースも装備。フルサイズ入門に最適な機動力重視モデルです。

OM SYSTEM/オリンパス OM-5

防塵防滴・耐低温IP53の堅牢ボディに5軸7.5段手ブレ補正を搭載。20M Live MOSセンサーと「ハイレゾショット」で手持ちでも5000万画素相当の高解像が得られます。ライブNDや星空AFで特殊撮影も容易。小型レンズ群が豊富なマイクロフォーサーズ規格なので、軽装備で山歩きや街歩きを楽しみたい初心者にうってつけです。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3100 レンズキット

1420万画素ながら高感度耐性に優れ、エントリー機として十分な描写力を発揮。ガイドモードが「背景をぼかす」「動きを止める」といった目的別に設定を誘導してくれるため操作は直感的です。フルHD動画撮影も可能で、家族イベントの思い出づくりに最適。軽量ボディと18-55mm VRレンズの組み合わせで、撮影初心者の最初の一歩をしっかり支えます。

まとめ

カメラは見るだけだった景色を、自分だけの作品に昇華できる奥深い趣味です。楽しさや自己PR効果に加え、仲間づくりやモノづくりの幅も広がるなどメリットは想像以上。旅好き・SNS派・ハンドメイド派はもちろん、まったくの初心者でも今日から始められるポイントを押さえれば着実に上達できます。

記事で紹介した10台は、使いやすさと拡張性のバランスに優れたモデルばかり。まずは1台手に取り、日常の一瞬を切り取ることからスタートしてみてください。シャッターを切るたびに世界が鮮やかに見え、写真を通じた交流があなたの毎日をもっと豊かにしてくれるはずです。