外出中も愛犬・愛猫の様子を手軽に確認したい、そんな願いを叶えるのが、1万円前後で手に入る安いペットカメラです。ここでは初期費用ゼロの月額無料モデル、Wi-Fi不要の簡単設置型、スマホで高画質ライブ視聴できる機種などコスパ抜群の10製品を厳選。
選び方のコツや死角を作らない配置術も解説するので、初めてでも失敗せず最適な一台が見つかります。
安いペットカメラのメリット
近年は低価格でも高機能なモデルが続々登場し、まずは試してみたいという飼い主でも手軽に導入できるようになりました。ここではコスパに優れるペットカメラがもたらす三つの利点を詳しく見ていきましょう。
- 初期費用が安い
- 月額無料で使える
- スマホで見れる
初期費用が安い
安価なペットカメラの最大の魅力は、1万円前後の出費でHD〜フルHD画質や暗視、動体検知、双方向音声といった基本機能をまとめて手に入れられる点です。高額機種に比べて購入ハードルが低いため、「まずは様子を見たい」「いきなり高い機材に手を出すのは不安」という初心者でも気軽に導入できます。
複数台を設置したい多頭飼い家庭でも台数分のコストを抑えやすく、家中をカバーする見守り環境を短期間で整えられるのも大きなメリットです。
月額無料で使える
クラウド録画やAI分析といった高度なサービスを利用しない限り、多くの格安ペットカメラは購入後の月額料金がかかりません。録画は本体内蔵メモリやmicroSDカードに保存でき、アプリも無料で利用できる場合がほとんどなので、ランニングコストを気にせず長期間使い続けられます。
不要なサブスク契約を結ばなくてもペットの様子をリアルタイムで確認できるため、家計への負担を最小限に抑えつつ安心感を得られる点が大きな魅力です。
スマホで見れる
安いモデルでも専用アプリを介してスマートフォンからライブ映像を閲覧できるものが増えています。外出先でペットの様子を確認するだけでなく、動体検知で通知を受け取ったり、スピーカー越しに声をかけたりと、基本的な遠隔コミュニケーション機能は十分。
設定もQRコード読み取りやBluetoothペアリングで完了することが多く、機械が苦手な人でも迷わず操作できます。スマホさえあればいつでもどこでも愛犬・愛猫の姿を確認できる便利さは、忙しい飼い主にとって大きなメリットです。
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安いペットカメラの選び方
安価なペットカメラは機能・品質のばらつきが大きく、価格だけで決めると、映像が荒い、接続が不安定、サポートが弱いといった失敗につながりがちです。ここでは購入前に押さえておきたい4つのポイントをまとめました。限られた予算でも安心して使える一台を選ぶために、以下を確認してみましょう。
- WiFi不要モデル
- 日本製カメラを選ぶ
- 画質と視野角チェック
- 人気ランキング参考
WiFi不要モデル
自宅に固定回線がない、あるいは玄関やガレージなど電波が届きにくい場所に設置したい場合は、Wi-Fi不要(LTE対応や録画一体型)のモデルが便利です。
microSD保存や本体モニター付きなら通信費ゼロで運用でき、電源を入れるだけで録画が始まるので設定も手間いらず。屋外利用ならソーラーパネルや大容量バッテリー搭載機を選べば配線工事も不要になり、設置の自由度が高まります。
日本製カメラを選ぶ
低価格帯でもサポートを重視したい人は日本メーカー製、または国内代理店が長期保証を付けるモデルを選びましょう。初期不良やアプリ不具合が起きても日本語で迅速に対応してもらえ、ファームウェア更新も定期的に提供されるためセキュリティ面でも安心です。
説明書やアプリUIが完全日本語対応なので設定に迷いにくい点も初心者には大きなメリットです。
画質と視野角チェック
画質は最低でもフルHD(1080p)、可能なら300万画素以上を選ぶとズーム時でも被写体がつぶれません。視野角が90°未満だと部屋の隅が映らず死角が生じるため、水平120°以上やパンチルト機能付きが理想。
暗視LEDの有無、フレームレート15fps以上かも確認しましょう。鮮明で途切れない映像はペットの異変を早期に発見するうえで重要です。
人気ランキング参考
Amazonや楽天市場の売れ筋ランキング、レビュー評価はコスパに優れたモデルを絞り込む近道です。ただしステマ投稿も混在するため、評価件数が多く平均★4以上か、2024〜2025年の最新レビューを中心に確認するのがコツ。
レビュー動画や比較記事で実際の映像サンプルをチェックすれば、仕様表だけではわからない遅延やノイズの有無も把握できます。
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安いペットカメラ設置時のポイント
安いペットカメラを最大限に活用するには、購入後の設置方法が重要です。とくに通信環境や設置場所が制限されがちな低価格モデルでは、ちょっとした工夫が映像の安定性や安全性を左右します。
ここではWi-Fiがなくても使える設定手順、死角を作らないカメラ配置、長時間運用を支える電源・通信確保、さらに盗難やいたずらを防ぐ固定方法の四つのポイントを順番に解説します。
記事を読みながらチェックリスト形式で確認すれば、初めてでも失敗なく設置できます。
- WiFiなし設置術
- 死角を作らない配置
- 電源と通信を確保
- 盗難防止対策
WiFiなし設置術
自宅にインターネット回線がない、または玄関や庭などルーターの電波が届きにくい場所にカメラを置きたい場合は、Wi-Fi不要のセルラーモデルやSDカード録画型が便利です。
まずSIM対応機なら電源を入れるだけで映像送信が始まり、通信設定は不要。録画型はmicroSDを挿すだけで常時録画が可能なため、通信料や月額費もかかりません。
屋外で使うときはソーラーパネル一体型や長寿命バッテリー搭載機を選ぶと配線が減り、設置場所の自由度が大幅に上がります。
死角を作らない配置
愛犬・愛猫の行動範囲を余さず映すには、カメラの視野角と部屋の形を踏まえたレイアウトが欠かせません。水平120°以上のレンズでも壁際に置くと片側が死角になるため、部屋の対角線上や家具の上など高めの位置から斜めに俯瞰させると効果的です。
パンチルト機能付きなら中央配置で全方向をカバーできますが、可動音にペットが驚く場合は振動を吸収するマットを敷くと安心。複数台運用するならケージ前、トイレ付近、窓辺の三カ所が基本ラインです。
電源と通信を確保
録画が途中で途切れないよう、電源と通信の安定確保は最優先事項です。USB給電タイプはモバイルバッテリー併用で停電対策が可能ですが、長時間運用ならACアダプターをタップではなく壁のコンセントに直挿しし、コードをペットが噛まないようモールで保護しましょう。
Wi-Fi機の場合、ルーターから5m以内に中継機を置くと映像遅延が減少します。セルラーモデルは電波強度が3本以上立つ場所に設置し、屋内でもアルミラックや金属製ケージからは距離を取ると通信ロスを抑えられます。
盗難防止対策
屋外にカメラを設置する際は、機器自体が盗まれたりイタズラで向きを変えられたりしないよう固定方法を工夫しましょう。壁面ならネジ止めと両面テープを併用し、本体の脱着部には六角ネジを使うとドライバーだけでは外せません。
屋内でも窓際に置く場合は2m以上の高さに金属ブラケットで固定し、電源ケーブルはカバーで隠すと安心。さらに防犯ステッカーを貼ると抑止力が高まります。アプリ側で録画をクラウドにも自動バックアップしておけば、万一カメラが破壊されても証拠映像を残せます。
安いペットカメラ人気おすすめ10選
ここでは、安いペットカメラ人気おすすめ10選を紹介します。
Anker Eufy (ユーフィ) Indoor Cam E30
約2K相当の300万画素センサーを採用し、細かな被毛まで鮮明。AI人物・ペット判定で不要な通知をカットし、スマホへ最短2秒でアラートを届けます。microSD 128GB対応&NAS保存も可能でクラウド契約不要。AlexaやGoogle Homeと連携すれば声でライブ映像を呼び出せ、暗視・双方向通話も標準装備。設置はUSB給電でコンセントに差すだけなので初心者でも迷いません。
【Works with Alexa認定】 SwitchBot
4,000円前後とリーズナブルながら1080p高画質と赤外線暗視を搭載し、Echo Showに「アレクサ、リビングを見せて」と話すだけで映像を確認可能。人感・音声検知に対応し、SwitchBotロックやカーテンなど同社スマートホーム機器とも自動連携できます。録画はmicroSD最大256GBまたはクラウド7日間無料トライアルで使い分け可能。手のひらサイズで設置場所を選びません。
【2023年度グッドデザイン賞受賞】Ring Indoor Cam
幅4.5cmの超小型筐体でインテリアを邪魔しないデザインが魅力。1080p映像をAmazon Ringアプリでリアルタイム視聴しつつ、動体検知イベントはクラウドへ自動保存。Alexa機器との連携でドアベルやセンサー発報時に自動表示も可能です。プライバシーシャッターを備え、撮影をワンタップ停止できるので在宅時も安心。USB給電で壁掛け・棚置きどちらにも対応します。
Anker Eufy Indoor Cam C220
135°広角レンズ+AI被写体追尾で、ペットが走り回ってもフレームアウトしません。2.5K相当の400万画素センサーとf/1.6明るいレンズで夜でもカラー映像を実現。最大128GBのmicroSDに常時録画しつつ、検知クリップだけクラウドに保存するハイブリッド設定も可能。堅牢なAES-128暗号化採用でプライバシー面も万全、アプリは日本語で直感的に操作できます。
WTW 塚本無線 みてるちゃん WTW-IPW108JC3
日本の防犯専門メーカーが手掛ける国内サポート付きモデル。フルHD画質・水平115°広角で部屋全体をカバーし、動体検知時はメールとアプリ通知を同時送信。録画はmicroSDとNVR接続に両対応し、遠隔からも1920×1080/15fpsで滑らか再生できます。設定ウィザードや日本語マニュアルが充実しており、機械が苦手な方でも5分で映像確認まで完了します。
【500万画素・2.4と5G WiFi対応】ELEPRO
500万画素・超高精細QHD映像を低価格で実現。デュアルバンドWi-Fiにより5GHz環境でも安定接続し、4倍デジタルズームでも文字を判読できる解像度が魅力です。AI人体識別でペットと人を区別し、不要なアラームを最大90%削減。アプリでエリア指定検知やスケジュール録画も設定可能。暗所ではカラー夜間モードへ自動切替え、24時間クリアな映像を残します。
アトムテック(ATOM tech) ACS1
首振り自動追尾機能を搭載し、水平355°×垂直155°を1台でカバー。1080p録画はH.265圧縮でデータ量を半減し、128GBカードでも約3週間保存できます。クラウド送信は国内サーバー経由で遅延が少なく、LINE通知連携も可能。筐体底部のネジ穴で天井逆さ設置にも対応し、映像をワンタップで上下反転できるので設置自由度が高いのもポイントです。
Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt
業界トップクラスの2K解像度と360°パン・96°チルトを備え、アプリからスワイプ操作するだけで部屋の隅々まで確認できます。動体追尾ON時は移動するペットを自動追従し、見失わない映像を録画。ペット鳴き声検知にも対応し、「ワン!」を感知すると即スマホ通知。ローカル保存はAES暗号化されたmicroSDへ、プライバシーモードでレンズを自動格納できる安心設計です。
【最新400万画素·5GWi-Fi対応】COOAU ネットワークカメラ
400万画素センサーにより表情や毛並みを細部まで再現。デュアルバンド・外部アンテナ搭載で5GHz帯でも映像途切れを最小化します。パン355°・チルト120°に加え、自動追尾・自動巡航で部屋全域を定期巡回。双方向通話マイクはノイズ抑制付きでクリアに呼びかけ可能。暗視は30フィート先まで赤外線照射し、夜も安心。コスパ重視でも機能を妥協したくない方に最適です。
TP-Link 300万画素ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C210/A
コスパ抜群の300万画素QHDカメラで、最大256GBのmicroSDに最大47日分を連続保存。パンチルトで360°見渡せるうえ、動体・音声検知・エリア設定が可能。Tapoアプリは家族5人まで同時接続でき、外出先からも低遅延で視聴できます。Alexa/Google Home連携、プライバシーモード、カスタムアラームで多機能ながら実売4,000円台。初めての1台として人気です。
まとめ
安いペットカメラでも、初期費用とランニングコストを抑えつつスマホでしっかり見守れる時代です。本記事の選び方4ポイントと設置のコツを押さえれば、Wi-Fiが届かない場所でも愛犬・愛猫の安全を手軽に確認できます。
最後に紹介した10モデルはコスパと信頼性を兼ね備えた製品ばかり。ぜひ暮らしに合う1台を選び、留守番中もペットと飼い主双方が安心できる環境を整えましょう。