天井に設置できるペットカメラは、視界を遮る家具がなく部屋の隅々まで映せるのが魅力。留守番中の愛犬・愛猫をスマホで見守れるだけでなく、双方向通話や自動追尾など多機能モデルも豊富です。
壁に穴を開けず両面テープや突っ張り棒で固定できるので賃貸でも安心、コードを高所にまとめればいたずら防止にもなります。本記事ではメリット、選び方と設置のコツをわかりやすく解説し、厳選おすすめ7機種を紹介します。
天井に取り付けできるペットカメラのメリット
天井設置タイプのペットカメラは、家具や家電に遮られず部屋全体を俯瞰できるうえ、配線や固定方法も工夫次第で賃貸でも簡単に導入できます。ここでは大きく三つのメリットに分けて解説します。
- ペットカメラ天井取り付け利点
- 壁穴不要で賃貸安心
- コンセント配線が楽
ペットカメラ天井取り付け利点
カメラを高所に設置すると死角が少なく、ワイドレンズやパンチルト機能と組み合わせることで一台でほぼ360°をカバーできます。ペットが部屋を移動しても自動追尾で見失いにくく、スマホからの操作もスムーズ。
視線が上からになるためペットがカメラをいたずらする心配もなく、安全性と見守り性能を同時に高められます。結果として台数や設置場所を減らせるため、コストと設置の手間も抑えられるのが大きな魅力です。
壁穴不要で賃貸安心
賃貸住宅で壁や天井に穴を開けるのは原状回復の面で不安ですが、近年は粘着フック・強力両面テープ・突っ張りポールなど、穴あけ不要の固定グッズが豊富です。軽量なペットカメラなら十分支えられる耐荷重を備えており、退去時も簡単にはがせて跡が残りにくいのがメリット。
吸盤やマグネットプレート付きモデルを選べば、設置も位置調整も工具いらずで完了します。賃貸でも安心してペット見守り環境を構築できる点は大きな利点です。
コンセント配線が楽
天井近くに設置すると電源コードが床を這わず、ペットや家族の足に引っ掛かるリスクを低減できます。天井照明用の引掛シーリングからUSB給電できるアダプターや、コードをモールで天井・壁際に沿わせる配線アクセサリーも手軽に入手可能。
ケーブルが視界に入りにくいので部屋の見た目がすっきりし、掃除の際も邪魔になりません。さらに配線を高所にまとめることでペットのかじり癖やいたずらへの対策にもなり、安全でスマートな設置が実現します。
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天井に取り付けできるペットカメラの選び方
天井設置型を選ぶ際は、カメラ本体の重量や固定方法、電源の取り回し、そして賃貸物件でも原状回復しやすいかを総合的にチェックすることが大切です。ここでは、固定と耐荷重、コンセント位置、賃貸向けの三つの視点から、失敗しないポイントを詳しく解説します。
- 固定方法と耐荷重
- コンセント位置確認
- 賃貸での選定ポイント
固定方法と耐荷重
まず注目したいのがカメラを支える固定方法と対応できる耐荷重です。ネジ留めタイプは最も安定しますが、賃貸では難しい場合があります。粘着式フックや強力両面テープ、突っ張りポールなら穴あけ不要で設置でき、耐荷重は製品により1〜5 kgと幅広いので必ず仕様を確認しましょう。
カメラ本体が300 g前後でも、パンチルト機構の動作で負荷がかかるので余裕を持った耐荷重を選ぶと安心です。さらに天井材が石こうボードならボード用アンカーを使うなど、取付面に合った金具を選ぶことで落下リスクを最小限に抑えられます。
コンセント位置確認
天井近くに電源がない場合、延長コードが垂れ下がると見た目が悪くペットのいたずら原因にもなります。設置前に最寄りの壁面コンセントや照明用引掛シーリングの有無を確認し、USB給電アダプターやシーリング電源タップを活用すると配線を短くまとめられます。
コードはモールやケーブルクリップで天井面に沿わせるとスッキリし、掃除の邪魔にもなりません。またバッテリー内蔵やPoE(LAN給電)対応モデルを選べば、電源取り回しそのものを減らせるので、設置自由度が格段に向上します。
賃貸での選定ポイント
賃貸物件では原状回復が必須のため、穴あけせずに取り外せる仕組みが重要です。軽量ボディで粘着フック固定が可能なモデルや、マグネットベース採用モデルなら壁面を傷付けずに設置できます。
さらにWi-Fi 接続で配線が最小限なカメラを選ぶと施工跡が残らず、退去時の手間も抑えられます。重量がある場合は突っ張り棒+棚板の組み合わせが効果的で、工具いらずで設置・撤去が可能です。購入前に管理会社へ設置可否を相談しておくと、トラブル防止につながります。
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天井に取り付けできるペットカメラ設置時の注意点
天井設置は視界を広く取れる反面、落下や配線の事故が起きやすいのも事実です。安全かつスマートに使い続けるには、取り付け手順、穴あけ不要の固定、配線と安全管理の三つを押さえることが重要。以下で順に解説します。
- 天井への付け方手順
- 穴あけ不要の工夫/li>
- ダミーリスト
天井への付け方手順
天井への付け方手順を見ていきましょう。まず、天井面の汚れやホコリを乾いた布で拭き取り、粘着力やネジ固定の効き目を高めます。取付金具や粘着フックは水平を保ちながらしっかり押し当て、接着面が密着した状態で数分置いて安定させましょう。
固定後に手で軽く揺らしてぐらつきがないか確認したらカメラを装着し、スマホの映像を見ながら角度を微調整します。最後に全体をもう一度触れて落下の兆候がないか確認し、映像が部屋全体をカバーしていれば設置完了です。
穴あけ不要の工夫
賃貸で穴を開けたくない場合は、突っ張り棒+棚板、吸盤式アーム、強力両面テープなどの組み合わせが便利です。いずれも耐荷重表示を確認し、本体重量の2倍以上を目安に選ぶと安心。
素材ごとの接着相性も大切で、石こうボードなら専用アンカー、コンクリートならエポキシ系接着剤併用など下地に合った方法を選択しましょう。さらに落下防止に備えて結束バンドでカメラ根元をフックに絡ませておくと、粘着面が劣化しても急落を防げます。
配線と安全確認
コードが垂れ下がっているとペットが噛んだり足を引っ掛けたりして危険です。電源は天井照明の引掛シーリングからUSB給電するか、壁際のコンセントからモールで天井沿いに配線するのが基本。
コード固定には耐熱タイプのケーブルクリップを30cm間隔で配置し、余った長さはケーブルボックスに収めると見映えも安全性も向上します。最後にブレーカーを落としてから通電テストを行い、発熱や異臭がないか確認すれば設置完了です。
天井に取り付けできるペットカメラおすすめ7選
ここでは、天井に取り付けできるペットカメラおすすめ7選を紹介します。
【2023年度グッドデザイン賞受賞】Ring Indoor Cam (リング インドアカム)
1080pフルHDとカラー暗視対応で、AIモーション検知をスマホへ即通知。ノイズキャンセル付き双方向通話やリモートサイレン、開閉式プライバシーカバーを搭載し安心感が高いです。49×49×97 mm・約110 gと超小型ながら天井への反転取付に対応し、Alexa連携やマルチカメラ表示も可能。電源アダプターと1.9 mケーブル同梱で工事不要、賃貸でも景観を損ねず設置できます。
WTW塚本無線 防犯カメラ みてるちゃん猫H WTW-NEKO-H
上下2眼で合計400万画素を生成し、パン345°×チルト60°と自動追尾で室内ほぼ全域をカバー。850 nm赤外線LEDが約10 mまで照射し夜間も鮮明。5 GHz/2.4 GHzデュアルWi-Fiで映像遅延を低減し、USB給電+約183 gの軽量設計は両面テープ固定にも最適です。LINE通知や家族共有機能、256 GB microSD録画に対応し、多頭飼いや乳幼児見守りにも活躍する日本開発モデル。
カシムラ indoor ネットワークカメラ NKJ-182
フルHD1080p首振り対応で、アプリから水平・垂直を遠隔操作。動体検知・暗視撮影に加え、双方向通話と最大16台マルチ表示で多頭飼いや複数部屋も一括管理できます。付属ネジで天井取付、賃貸向け磁石セットも別売り。AES128bit暗号化通信とH.265圧縮でプライバシーと通信量を両立し、日本語ガイドで初めてでも簡単にセットアップ可能です。
【500万画素・GoogleTV対応】Skyworth AI 見守りカメラ
500万画素センサーと12倍ズームがディテールまで映し、Google TVで大画面ライブ視聴が可能。AI人物検知と自動追尾で重要シーンのみクラウドへ保存し、2.4/5 GHz両対応で安定通信。警報音発動や双方向通話も備え、24時間連続録画に対応します。専用アンカーとテープで天井固定が簡単、アプリでパンチルト設定や分割表示も行えます。
SecuSTATION カメまるD SC-DC55(B)
直径約9 cmのドームに500万画素CMOSを搭載し、水平・垂直パンチルトとデジタルズームで死角を最小化。1/4インチネジとフレキシブルブラケットにより天井裏やベビーベッド上にも自在に設置できます。IP65防塵防水、−10〜50 ℃動作で屋外軒下もOK。H.265圧縮で長時間録画可能、国内サポートとわかりやすいアプリで初心者も安心です。
【300万画素・自動追尾】Imou ペットカメラ
300万画素2K解像度、355°パン×80°チルトで360°見守り。AI人物検知とスマートトラッキング、異常音検知で泣き声も通知。プライバシーモードでレンズ収納、SD・クラウド二重保存に対応。カラー暗視や双方向通話を備え、わずか約220 gの軽量ボディは天井逆さ設置も簡単。ネット再接続機能や家族共有で安心感とコスパを両立します。
サンワダイレクト 見守りカメラ 400-CAM101SET
モニター付属でWi-Fi不要、電源オンですぐ映像が届く独立システム。HD画質カメラは赤外線暗視・室温アラート対応で、モニターからパン342°×チルト90°を遠隔操作。壁取付ブラケットで天井設置、増設カメラ併用で2台同時運用も可能です。4.3型液晶はバッテリー駆動4時間、20 m通信の暗号化電波でネット漏えいリスクゼロ。双方向通話やアラームも搭載し、誰でも手軽に見守り環境を構築できます。
まとめ
天井設置型ペットカメラは、視野が広い、いたずらされにくいなどメリット豊富です。固定方法や電源位置、賃貸対応を考慮して選び、落下防止と安全配線を徹底すれば、留守中もスマホで快適に見守れます。
今回紹介した7機種を参考に、ご自宅とペットに最適な一台を見つけてください。