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超広角レンズ人気おすすめ10選!canonなど人気メーカーも紹介!

広大な風景を一枚に収めたり、狭い室内をぐっと広く見せたり、そんな魔法をかけてくれるのが超広角レンズです。本記事では特徴や選び方、人気メーカーの違い、そしておすすめ10本を初心者にもわかりやすく解説します。

ダイナミックなパースでSNS映えする写真も簡単。Canon・Nikonはもちろん、SIGMAやTAMRONの高コスパモデルまで徹底比較。購入前に知っておきたいポイントをサクッとチェックしましょう!

超広角レンズとは?

超広角レンズは、フルサイズ換算で焦点距離24mm未満のレンズを指し、肉眼では捉えきれない広い範囲を一枚に収められるのが特徴です。ダイナミックな遠近感を強調できる半面、歪みや周辺減光など独特のクセも持ち合わせています。

ここでは、このレンズが生み出す世界を、画角と歪みの基本、フルサイズとAPS-Cの違い、スマホ超広角とのギャップの三つの切り口でやさしく解説します。

  • 画角と歪みの基本
  • フルサイズAPS‑C比較
  • スマホ超広角との違い

画角と歪みの基本

超広角レンズは対角画角100°以上が一般的で、視野がぐっと広がる反面、端に行くほど直線が外側へ引っ張られる「樽型歪み」が目立ちやすくなります。道路標識や建物の柱が曲がって見えるのはこのためです。

ただし、低歪曲設計の最新モデルや現像ソフトのレンズ補正機能を使えば違和感を大幅に軽減できます。歪みをあえて残すと奥行きが強調され、迫力のあるパース表現が可能になる点も魅力です。

フルサイズAPS‑C比較

同じレンズでも、フルサイズ機に装着するとセンサー全域を使えるため本来の超広角効果を得られます。一方、APS-C機では約1.5倍のクロップがかかるため、例えば16mmレンズでも24mm相当になり、画角がやや狭くなります。その分、周辺の流れや光量落ちが抑えられ、中央の解像感が向上しやすいというメリットも。

ボディによって印象が変わるため、撮影スタイルに合わせた組み合わせ選びが重要です。

スマホ超広角との違い

近年のスマートフォンには13mm前後の超広角カメラが搭載され、手軽にワイドショットが楽しめます。ただし小さなセンサーゆえ被写界深度が深くボケ表現が難しく、暗所ではノイズも増えがち。

対して一眼用超広角レンズは大きなセンサーと明るいF値により、周辺まで高解像度を維持しつつ背景をコントロールした表現が可能です。撮影後のRAW現像やフィルター装着もできるため、本格的に作品づくりをしたいなら専用レンズが強い味方になります。

また、下記ではカメラのバズーカレンズについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

超広角レンズの選び方

超広角レンズを選ぶ最大のポイントは、どのシーンを、どんな雰囲気で切り取りたいかを数値に落とし込むことです。広がりを決める焦点距離、明るさを示すF値、そして自分のカメラがフルサイズかAPS-Cかによる対応可否を整理するだけで候補は大きく絞れます。

さらに各社のAF速度や手ブレ補正、重量・価格も比較し、山岳風景や室内インテリアなど撮影目的に合った一本を選びましょう。ここではその判断基準を順番に解説します。

  • 焦点距離とF値を確認
  • フルサイズ対応の重要性
  • CanonとNikon比較

焦点距離とF値を確認

焦点距離が短いほど画角は広がり、16mmなら肉眼の約2倍、14mmでは対角110°超という圧倒的な広さを得られます。ただし広くなるほど周辺の歪みや光量落ちが発生しやすいため、撮影ジャンルに応じたバランスが重要です。

またF値は暗所性能とボケ量を左右する指標。F2.8クラスは夜景や星景、屋内でもシャッタースピードを稼げる一方、F4クラスは軽量・低価格が魅力です。被写界深度が深くなりがちな超広角こそ、明るいF値で意図的に被写体を浮かせる表現も可能になります。

フルサイズ対応の重要性

フルサイズ機で使うと本来の画角を隅々まで活かせますが、APS-C機では1.5倍前後のクロップがかかり、14mm→約21mm相当と広さが縮小します。逆に言えば、APS-C専用設計のレンズはコンパクトかつコスパに優れ、周辺像の流れや減光も抑えられる利点があります。

フルサイズへの買い替え予定があるなら、最初からフルサイズ対応レンズを選んでおくと長期的に無駄がありません。自分のボディ環境と将来設計を踏まえた選択が失敗を防ぎます。

CanonとNikon比較

Canon RFマウントは短フランジバックを活かした後群の大型化で周辺光量とコマ収差を徹底低減。Lレンズでは防塵防滴やナノUSMによる高速AFも備え、動画撮影にも強みを発揮します。

一方、Nikon Zマウントは内径55mmの大口径設計でF値1.8クラスでも周辺まで高解像度を維持しやすく、Z14-24mm F2.8は歴代最軽量クラス。同じ14-24mmでも描写傾向や操作系が異なるため、実写レビューやレンタルで握り比べたうえで選ぶのが理想です。

また、下記ではcanonのRF・EFマウントの標準レンズについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

超広角レンズの活用シーン

超広角レンズは、広い・長い・高い、被写体をドラマチックに切り取れる万能ツールです。雄大な山岳から都市の高層ビル、狭い室内まで視野を超えたスケール感を写真に落とし込めるため、プロはもちろんスマホ世代にも活用範囲が広がっています。

ここでは代表的な3シーンを取り上げ、作例や設定のコツを交えながら具体的な使い方を解説します。

  • 風景・建築の作例
  • 室内撮影で広く写す
  • SNS投稿の使い道

風景・建築の作例

広大な風景や歴史的建築物を一枚に収めたいとき、超広角レンズは圧倒的な横幅と奥行きを同時に描写できます。手前に岩や花などの前景を配置すると遠近感が強調され、見る人を現場に引き込む没入感を演出できます。

建物の場合は地面と水平を保つことで縦線の歪みを軽減し、あえてローアングルから仰ぐと迫力のパースが得られます。光量が豊富な日の出前後に撮影すれば周辺減光も目立たず、シャドーの階調も豊かになります。

室内撮影で広く写す

狭いカフェや賃貸物件の室内を広く清潔に見せたいときも超広角は重宝します。壁際の角から対角線方向に構えると部屋全体を収めつつ奥行きが強調され、SNS映えする開放的な写真になります。

ただし歪曲で家具が曲がりやすいので、撮影前に電子水準器で水平垂直を合わせ、現像時にレンズ補正プロファイルで樽型歪みを修正すると自然な仕上がりに。広い被写界深度を活かしつつF値を開けて被写体を引き立てるテクニックも有効です。

SNS投稿の使い道

超広角ならではの誇張された遠近感はタイムラインで目を引く強いインパクトを生みます。足元から空まで写し込んだ「自撮り+景色」や、曲線を活かしたパノラマ風の街角スナップはフォロワーの注目度が高い定番。

リール動画でカメラを回転させながら歩けば没入感あるワンカット映像も簡単です。スマホより大きなセンサーで撮影しRAW現像で色乗りを整え、縦長比率にクロップすれば、画質を保ったままInstagramやTikTokに最適化できます。

また、下記では600mmの超望遠レンズについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

超広角レンズの人気メーカー

国内外の主要メーカーは、独自の光学技術とマウント設計で個性豊かな超広角ラインナップを展開しています。ここでは、純正の描写力と堅牢性、大口径マウントならではの高画質、コスパと高解像度の両立という三つの視点で、代表的な4社の強みを整理。

自分のカメラシステムと撮影スタイルに合うブランドを見極める手掛かりにしてください。

  • Canon:Lレンズ高描写
  • Nikon:Zマウント高画質
  • SIGMA:Art高解像度
  • TAMRON:軽量コスパ

Canon:Lレンズ高描写

RF15-35mm F2.8 L IS USMRF14-35mm F4 Lは、周辺までシャープな解像力と自然な色再現が特長。ナノUSM駆動でAFは高速かつ静粛、5段分の手ブレ補正も内蔵し動画撮影にも強い設計です。

防塵防滴シーリングとフッ素コートにより悪天候や海辺の砂塵下でも安心。純正ボディとの通信最適化で収差データをリアルタイム補正できるため、RAW現像でも後処理が少なく済み、納期重視の撮影現場で威力を発揮します。

Nikon:Zマウント高画質

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sは歴代最軽量クラスながら、隅々まで高いMTFを維持しゴーストも最小限。電磁絞りとSTMの組み合わせで静音動画AFにも対応します。Z14-30mm f/4 Sは前玉フィルターワーク可能な貴重な設計で、星景から長秒露光まで守備範囲が広い点が人気。

マルチフォーカス機構により近接撮影時の球面収差を抑え、建築内観の撮影でも線が流れません。純正NX Studioにはレンズプロファイルが用意され、JPEG派でもワークフローが軽快です。

SIGMA:Art高解像度

14-24mm F2.8 DG DN ArtはEP式非球面を大胆に採用し、像面湾曲を徹底補正。6100万画素機でも周辺まで解像し、建築の細部描写や8K動画のソースにも好適です。

しかも純正より軽量で価格は約6割と導入ハードルが低いのが魅力。20mm F1.4 DG DN Artは開放から点光源をにじませず、星景・オーロラ撮影の定番レンズとして人気急上昇。マウント交換サービスに対応しているため、将来ボディを乗り換えても資産を活かせます。

TAMRON:軽量コスパ

17-28mm F2.8 Di III RXD420gと驚異的な軽さで、ジンバル運用や山岳撮影で大活躍。ズーム全域F2.8ながら手頃な価格で初心者の最初の大三元に最適です。

さらに11-20mm F2.8 Di III-AはAPS-C専用で、開放F2.8と最短15cmという圧倒的な寄り性能を両立しテーブルフォトでも背景を大胆に取り込めます。最新のVXDモーター搭載モデルはAF速度も飛躍的に向上し、動体撮影の歩留まりが上がる点も見逃せません。

また、下記では広角レンズで歪みのない写真を撮影するポイントについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

超広角レンズ人気おすすめ10選

ここでは、超広角レンズ人気おすすめ10選を紹介します。

CaNn RFレンズ RF15-35mm F2.8 L IS USM



RFマウント大三元の広角担当で、15〜35mmのワイドレンジをF2.8通しでカバーします。最大5段分の手ブレ補正と静音ナノUSM駆動により、手持ち動画やVlogでも滑らかに撮影できます。周辺まで高い解像度と自然な発色を実現し、防塵防滴構造で悪天候にも強いので、風景から建築撮影まで安心して活躍させられます。

Canon RF14-35mm F4 L IS USM



超広角14mmスタートながら約540gと軽量で、登山や街歩きに携行しやすいモデルです。F4一定の明るさと7段分協調ISが手持ち夜景や長秒露光をサポートします。周辺減光や歪曲を光学的に抑え、NDやC-PLフィルターが装着できるため、風景撮影の表現幅が広がります。Lレンズ品質で動画撮影にも十分対応します。

Nikon 超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-24mm f/2.8S Zマウント



世界最軽量級のF2.8通し超広角ズームで、Zマウントの大口径設計を活かし隅々まで高解像度を保ちます。EDガラスとナノクリスタルコートでゴーストを低減し、星景や逆光シーンでもクリアに描写できます。前面フィルターホルダー採用でNDやソフトフィルター運用も容易。防塵防滴構造でプロの現場でも安心して使用できます。

Nikon 超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4S Zマウント



フィルターを直付けできる希少な超広角ズームです。全域F4ながら約485gと軽量で、旅行やスナップに最適です。最短撮影距離は0.28mと短く、ダイナミックな近接撮影が可能。電磁絞りとIF構造により動画撮影時のフォーカスブリージングを抑えます。高い逆光耐性と均一な色乗りでRAW現像の手間も軽減できます。

シグマ(Sigma) レンズ 14-24mm F2.8 DG DN Sony ソニー



6100万画素センサーにも対応できる解像力を誇ります。FLD・SLDレンズと大径非球面レンズの組み合わせで色収差や像面湾曲を徹底的に抑制。高速HLAモーターが動体撮影を快適にし、簡易防滴構造とフロント撥水コートで悪天候の撮影も安心です。純正同等の性能を約6割の価格で導入できるコストパフォーマンスが魅力です。

シグマ(Sigma) レンズ 20mm F1.4 DG DN Sony ソニー



開放F1.4の大口径単焦点で、暗所や星景撮影に最適です。最新HLAモーターによりAFは高速かつ静粛で、動画撮影にも向いています。最短撮影距離23cmで前景を大きく取り込み立体感のある表現が可能です。クリック切替式絞りリングやUSB DOCKによるカスタマイズに対応し、撮影スタイルに合わせた細かな調整が行えます。

タムロン ミラーレンズ ズーム ソニー E対応 17-28/2.8 Di III RXD



質量約420gと軽量ながらF2.8通しを実現したソニーEマウント用広角ズームです。ズーム全域で最短撮影距離19cmと高い近接性能を備え、被写体に寄って背景をダイナミックに取り込めます。静粛性に優れるRXDモーターはジンバル使用時でも滑らかに作動し、φ67mm共通フィルター径でシステム全体を軽量化できます。

タムロン 11-20mm F2.8 Di III-A RXD ソニーEマウント用



APS-C専用ながら世界初のF2.8通し超広角ズームで、フルサイズ換算16.5-30mm相当をカバーします。質量約335gと非常に軽く、最短撮影距離15cmでハーフマクロ的に被写体へ寄れます。BBAR-G2コートで逆光耐性が高く、RXDモーターの静音AFはVlogや配信にも便利です。手頃な価格で導入しやすいのも魅力です。

シグマ(Sigma) レンズ 16-28mm F2.8 DG DN Sony ソニー



F2.8通しながら約450gと軽量で、旅行や日常撮影に適したバランス重視モデルです。インナーズーム方式によりズームしても全長が変わらず、ジンバル使用時のバランス調整が簡単です。φ72mmフィルターが装着可能で、風景撮影時のC-PLやNDフィルター運用が快適。シャープで自然な描写をリーズナブルに楽しめます。

SONY(ソニー) 広角単焦点レンズ APS-C E SEL11F18



APS-C用でフルサイズ換算16.5mm相当の超広角単焦点です。F1.8の明るさにより暗所や星空も手持ちで撮影しやすく、9枚羽根の円形絞りが美しいボケを生みます。質量約181gと軽量で、自撮りVlogやドローン撮影にも負担が少ない点が魅力です。最短撮影距離15cmでテーブルフォトでも被写体を印象的に引き立てられます。

まとめ

超広角レンズは広く写すだけでなく、歪みを活かしたダイナミックな表現や室内・SNS映えまで幅広く活躍する万能レンズです。画角とF値、対応センサー、メーカーごとの強みを理解すれば、自分の撮影スタイルに最適な一本が見えてきます。

今回紹介した10本は描写力・携帯性・コスパのバランスに優れた注目モデルばかり。ぜひ比較しながら、あなたの創造力を広げる相棒を手に入れてください。

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